新米パパの子育てエブリデイ

元高校教師が新米パパに!育児日記や知育、レゴデュプロ、英語子育て、ライフスタイルなど、いろいろ書いています。


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男の自分が育休を取得した理由と産後クライシス


NHKのあさイチで名付けられた「産後クライシス」は、「出産後に夫婦の愛情が急激に冷え込む現象」のこと。
「出産」と聞いて通常思い浮かべるのは、待望の赤ちゃんを胸に抱く母親とその様子をあたたかく見守る父親の姿という微笑ましい光景。その出産後に訪れる「危機」と言ってもいまいちピンときません。ところが、出産後に夫婦の愛情が冷めてしまい最悪離婚という事態に陥る現実があり、そのまさかを指摘したテレビ番組が大きな反響を呼んだというのはなるほど理解できます。
 
自分の身の回りでも、6つ下の弟は20代で結婚して子どもも2人いましたが、いろいろあって現在は既に離婚していたり、妻の弟も、結婚・出産を経て約4年で離婚してしまっていたり…。
ずいぶん身近なところにも産後クライシスありましたね。
話を伝え聞いたところによると、2人とも長時間仕事で拘束され家庭にはあまりいなかったのと育児にあまり熱心でなかったという点が共通しているようです。
 
自分の今の職場には
  • 出産後は奥さんが働いて稼いで、当時フリーターだった同僚(男の方)が赤ちゃんの面倒を見ていた
  • 東日本大震災の地震の前日に奥さんが出産したが、その前後は資格試験の勉強中で無職だった
という2人がいますが、両者とも出産時にちょうどタイミングよく仕事をしていなかったために育児に関わることができ離婚を免れたケースといえるかもしれません。
 

そして、自分の場合は・・・というと、休みを取りました。有休が20日間以上残っていたので、育休を申請して取得するのではなく、有休を取ることを選びました。

中小企業の社長からすると、給料を払ってやっているのにどうしてこんなに休むのかという、苦々しい思いでいっぱいだったかもしれません。

まず妻の出産予定日付近で2日間休みをとり、実際に陣痛が来て妻が入院した3日間はたまたま休日だったため、ずっとLDRで付き添っていましたが休みは取らずにすみました。

出産直後は、妻は入院していたので休みは退院時に1日間(金曜日)、次の1週間は全部休み。会社の同僚からはいろいろな形でお祝いを受け取り、これは本当にありがたかったですね。

日本でも、イクメンや育休という言葉が少しずつ広まってきたようですが、ここは日本。自分の会社も例に漏れずサービス残業当たり前、有休はとりずらい会社でした。結局休みをとったのは、出産直後の1週間分。

妻の必死の訴えもあり、自分なりに休みを取る努力をしたのですが(持ち帰って出来る仕事は持ち帰り、あとは届けを出すだけ)、母親の立場からするとそれでも全然足りなかったみたいです。

 

実際、出産直後の新生児の育児に関わってみると、赤ちゃんは昼は寝てくれない、泣いても理由がわからない、泣き止ませるすべもない、おむつ替えは慣れるまでけっこう大変、ミルクを吐かれる、1日中抱っこしていないといけないなどなど、これは母親一人じゃ無理だわと思うことがたくさんありました。前述の同僚たちが仕事をせず育児していたというのもうなずける話だと思ったのでした。

 

そして、産後クライシスです。母親は痛みに耐えながら出産し、その後は追い打ちをかけるように育児に追われ、父親は毎日仕事で疲れていながら子育てを少しでもやろうとします。そうすると、お互いに疲れ切って余裕がなくなってしまい衝突が起こる、という感じでしょうか。

自分もすでに妻と衝突し危機的な状況を何度も経験しました。こんな大変な思いをして、いつ報われるのかとグチをこぼしながら毎日が過ぎていき、ある時はじめて我が子の笑顔を見たときの感動といったらありません。赤ちゃんが最初は笑わないなんて本当に驚きでしたね。

経験した当事者でしかわからない子育ての大変さと、たまに訪れる幸せな瞬間。これがなんとか育児を続けていける力になるのだと思うのでした。

産後クライシス