新米パパの子育てエブリデイ

元高校教師が2児のパパに!小1の娘は2026年中学受験予定。サピックスに楽しく通塾中。年少の息子はレゴデュプロ三昧。日々のあれこれを書いていきます。

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鈴ノ木ユウさん「コウノドリ」奥さんが出産を控えているなら絶対に読むべきマンガ

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最初のタイトルは「受け入れ拒否」

鈴ノ木 ユウさんの漫画「コウノドリ」ですが、一番最初のお話はタイトルからしてショッキングな内容です。なにせ「(妊婦の)受け入れ拒否」ですからね。これってよくニュースにもなってますよね。

物語の中では、何らかの事情があって妊婦健診を受けないまま出産に至る妊婦さんが登場します。私の妻が出産のときは、「産婦人科であらかじめ分娩予約を入れておかないと大変なことになる」という会話を二人でしていた記憶がありました。それで妊婦健診はもちろん病院の両親学級にも一緒に出ていたので、妊婦健診を受けていない妊婦さん(野良妊婦)がいるなんて本当にびっくりでした。

出産は女性にとって命をかけた一大事なので、だからこそ事前準備のために妊婦健診や両親学級があって、そこで妊婦だけではなくその夫も最低限のことを勉強した上で、本番に臨む必要があるわけですね。

ところが妊婦健診を受けていない妊婦さんは、もし受け入れてくれる病院があれば(まだいいですが)、そこで飛び込みで出産を行うことになるので、出産に至るまでの準備が不十分な状態で本番を迎えてしまうことになります。

フィクションなので、物語の中では、病院にとってもリスクの大きいこの未受診妊婦を受け入れて出産するわけですが、現実はもっと恐ろしいということです。(妊婦がたらい回しにされて亡くなったというニュースは痛ましくて本当に耐えられない。)

出産にはお金がかかる

ちなみにこの妊婦さん、お金に困っていてパートナーとも連絡が取れなくなってしまったような状況があり、そこで誰にも相談しないでずるずる来てしまったということです。

確かに、病院に通うだけでもお金かかりますからね。今の日本ではお金がないと病院にもかかれない、というのはまあ現実ですよね。自分もたいてい病院にいかないで済ませているし…。

ただ、妊娠後22週を過ぎると中絶もできないとか、中絶したときのリスクとか、赤ちゃんが死産で取り出すような場合でも出産時の痛みを伴うとか、ちゃんと調べておかないと取り返しのつかないことが妊娠・出産にはあるので、知らなかったでは済まされないはずなんですよね。

さらに言うと、出産の後に控えている新生児の子育ても、体力が低下した妊婦さんにとって非常に厳しいものなわけで(その点については、経験してみるまでちゃんとはわかりませんでした)、心身ともに何の準備もなしに出産を迎えるなんてあってはならないということだと思います。

「コウノドリ」はあくまでも病院のお話中心なので、産後の大変さについてはそんなに描かれてはいませんが、一口に出産といってもいろいろなケースがあるんだなあと驚かされることばかりですね。妊婦や夫婦が究極の選択を迫られる場面も出てきます。

こういうのを読むと、自分の娘が無事生まれてきたのは、本当に幸運だったんだと痛感させられます。

そんなわけで、特に奥さんが出産を控えている夫は必読の書だと思いますね、やっぱり。

おすすめです。

コウノドリ(1)[Kindle版]

 

これもですね。

マンガで読む 育児のお悩み解決BOOK―「生まれたらこうなる!」・・・って、教えておいてよ、もー!!

 

「コウノドリ」ぜひ読んでみてください。

下のURLに行くと無料で読める部分があります。

http://morningmanga.com/kounodori_epi1/index.html