微弱陣痛といっても痛くないわけではない。激痛です。
微弱陣痛というのは、退院時に病院からもらった資料に書いてありました。私は出産に至る過程で妻にずっと付き添っていたのですが、陣痛が来ているときの妻が痛みに苦しんでいるのを見て、どこが「微弱」なの?と本当に思いました。
名前変えた方がいいと思います。誤解のもとなので。
いろいろな例があるのでしょうが、妻の場合は陣痛の強さが弱いということではなく、強い陣痛は来ていたがその強い陣痛が一定時間持続しなければいけないところ、持続時間が短かかったというのが正確だと思います。
で、今まであまり考えたことがなかったのですが、もし2人目が欲しいとなったとして、また微弱陣痛になんてなってしまったら…と思うとゾッとして調べてみました。
出産に必要な体力はどのくらいか?
そもそも出産に必要な体力はどの程度のものか?
これはいろいろな資料に書かれていると思いますが、出産には富士山2往復分の体力が必要と言われているようです。
富士山2往復がどれくらいきついのか、わかりやすいようでよくわからない表現のような気がしないでもないですが、出産は体力的に想像を絶する大変さであるということをいいたいのだと思います。
ちなみに、妻は産前産後で10キロ体重が落ちたそうです。お腹の中にいたちぇぶは約3キロだったので、残り7キロが落ちた理由がこの出産の大変さかもしれません。
そして、微弱陣痛ですが、それには2つあって
- 分娩開始より陣痛の弱い状態である原発性微弱陣痛
- 途中から陣痛が微弱となる続発性微弱陣痛
というのがあるそうです。
驚いたのは、微弱陣痛の原因として母体の疲労や精神的な不安もあげられていたことです。(参考)日産婦誌64巻1号山田崇弘氏
確かに思い返してみると、妻の場合、前駆陣痛の時点から相当な痛さだったため、夜も眠れず睡眠不足で体力が低下していた可能性があると思いました。じゃあどうすればいいのよ?という感じではありますが。
要するに、出産では富士山2往復に相当するものすごい体力が必要とされるのに、出産前に妊婦が疲労しているような状態では、正常な陣痛が来ないで大変なことになる場合があるということなんですね。
出産時の様子についは最近書き直しました。
出産時の光景 その1 - 育休パパ(新米パパ)の子育てエブリデイ
出産時の光景 その2 - 育休パパ(新米パパ)の子育てエブリデイ
いくら調べたり考えたりしてみたところで、男の自分は出産時の痛みを感じられるわけではないのですが、放っておくと妻が強い痛みを味わってちぇぶを産み、今は育児でも大変だということを忘れ、自分だって家事をやっているんだから分担を平等にしよう的な子どもみたいなことを考えそうになるので、忘れないようにここにメモしておくことにしました。