新米パパの子育てエブリデイ

元高校教師が2児のパパに!小1の娘は2026年中学受験予定。サピックスに楽しく通塾中。年少の息子はレゴデュプロ三昧。日々のあれこれを書いていきます。

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赤ちゃんが生まれる前に夫(プレパパ)が読んでおきたい育児書・育児本20冊~後編~

〈景品表示法に基づく表記〉この記事内には商品プロモーションを含みます。

赤ちゃんが生まれる前のまだ余裕がある時期に夫が読んでおきたい本20冊~後編~

残りの10冊です。

  • 35歳から子育てはじめました!
  • きみは赤ちゃん
  • 産後クライシス
  • まず、ママが幸せに
  • 幸せになる脳はだっこで育つ。
  • 忙しいビジネスマンのための3分間育児
  • 子どもを伸ばす父親、ダメにする父親
  • がんばりすぎない子育て
  • 続・発達がわかれば子どもが見える
  • 赤ちゃんの言いたいことがわかる本

35歳から子育てはじめました!

平成24年の人口動態統計によると、4分の1以上のお産が35歳以上のママによるものだそうです。その結果、アラフォーで初めての育児に直面するママ、パパが増えているとのことです。(はじめにより)

私も妻もアラフォーなので、4分の1以上と聞いて自分たちはそんなに特別な存在じゃないんだとちょっと安心しました。

この本のすごいところは、実際に35歳以上で出産し、子育て中のママにアンケートや取材を行った結果を反映しているところですね。一つ一つのエピソードが自分たちの経験と似ていて共感できるところが多かったのでおすすめです。

きみは赤ちゃん

芥川賞作家、川上未映子さんによる号泣と爆笑の出産・育児エッセイです。

つわり、マタニティー・ブルー、分娩の壮絶な苦しみといった妊婦が経験する出産の一部始終と、出産後の産後クライシス、仕事と育児の両立、夫婦の衝突など、子育てをする家族に共通のトラブルがユーモアを交えて描かれています。
出産と育児を経験した女性の一言では表せない複雑な感情がうまく表現されていて、よく言ってくれましたというのが妻の感想。

これは突然妻からプレゼントされたのですが、この本を読んでママの気持ちをよく理解してねということだったのかな?

産後クライシス

赤ちゃんの誕生を機に、愛し合っていたはずの夫婦にひびが入ってしまう「産後クライシス」について問題提起をした本ですね。

もしかすると、この言葉が作られるずーっと前から日本ではこの問題が存在していたのではないかと思うのですが、どうなんでしょうね。

まず、ママが幸せに

著者の薗部容子さんは、3人のお子さんを日本、イギリス、フランスで産み育てたという経験をお持ちの方で、各国の出産・育児事情の違いを面白く書いています。その違いがあまりにも大きく驚かされると同時に、おおざっぱなところもあるフランスなどの様子を紹介することで、まじめすぎる日本のママに「もう少し肩の力を抜いてみては」と語りかけるような内容になっています。

日本の子育ては「なんかおかしい。日本で子育てを楽しもうという母親が増えない理由、出生率が回復しない理由は、よく言われていること以外に、もっとあるのではないか。

 そのもっとある理由を、実に説得的にそしてわかりやすく示してくれたのが、この本だ。」と、汐見稔幸先生の推薦文が冒頭にあります。

何でもかんでも外国のほうがいいというわけではないと思いますが、フランスなどの子育ての進んだところを少しでも取り入れて工夫していければ、日本の子育てももっと楽しくできるのかもしれません。

幸せになる脳はだっこで育つ。

この山口創さんの本は読んでみて深く感動したので、ちょっと前にいくつか記事を書いてみました。特に幼少期は子どもに愛情を注いでなるべくほったらかしにしないということが大事なのではないでしょうか。

抱きぐせ付いてもいいじゃない!!(幸せになる脳はだっこで育つ。1) - 育休パパ(新米パパ)の子育てエブリデイ

だっこの力と「語りかけ」育児(幸せになる脳はだっこで育つ。2) - 育休パパ(新米パパ)の子育てエブリデイ

覚えてなくても覚えている幼少期のスキンシップ(幸せになる脳はだっこで育つ。3) - 育休パパ(新米パパ)の子育てエブリデイ

忙しいビジネスマンのための3分間育児

最初は、おおたとしまささんのこの本のタイトルを見て、たった3分で育児なんかできるんだろうか?バカにしてるんじゃないの?とも思いました。

でも、本書のタイトルの意図は3分間で育児が全部できるということではなく、まずは、「たった3分間でもいいので、子どもとの濃密な時間を過ごしましょう! 」という3分間育児をやってみて、それができれば子育てライフがより充実したものになっていくはずということでした。

育児に本気で取り組むということがどういうことか考えさせられました。

子どもを伸ばす父親、ダメにする父親

子育てに関わる父親の役割についてスポットを当てた本です。著者の高濱正伸さんは「最近の「イクメン」ブームの行きつく先が、実は少し心配です。父親が、「父親にしかできないこと」に気づかないまま、母親の領域に入ってきて、子育てをやろうとしている感が否めないからです。(中略)「家の中にお母さんが二人」になってしまってはいませんか?」と指摘されています。

私はここを読んでハッとさせられました。

がんばりすぎない子育て

薗部容子さんの「まずママが幸せに」でも指摘されていましたが、日本の子育ては沐浴のさせ方とか、離乳食の作り方とか細かくやり方が決められているものが多く、すべてを完ぺきにやろうとするあまり、自分を追い詰めママが疲れきっていくような結果になっているケースがみられるようです。

私の妻も毎日本当にがんばっていて、まさに自分を犠牲にしながら子育てをしているように見えました。でも、ママだって子育てをしながら自分の人生を楽しんでいいはずですよね?本当は。

日本の育児にももちろん素晴らしいところはたくさんあると思いますが、そんなにがんばりすぎなくていいんじゃないのという感じで育児のヒントがたくさんのっています。

続・発達がわかれば子どもが見える

保育士歴の長い親戚からプレゼントされた育児の教科書的な本です。赤ちゃんの月齢ごとに発達の段階が示され、具体的にどのようなことをしていけばいいのか書かれています。

赤ちゃんの言いたいことがわかる本

これも「続・発達がわかれば子どもが見える」と同じく段階ごとの発達の目安が示されていて、赤ちゃんの気になる行動についての対処法を知ることができます。

赤ちゃんの言いたいことがわかる本 (PHP文庫)

赤ちゃんの言いたいことがわかる本 (PHP文庫)

 

と本をあげてみましたが、これ全部を赤ちゃんが生まれる前にってのはよくばりすぎでしたね。

何か気になったものを1冊でも読んでおくと、いつ赤ちゃんが生まれてきても大丈夫!だと思います。