『将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる!』の著者、松永暢史さん。過去に彼のブログの中で大川翔さんの『ザ・ギフティッド』を紹介し、大川翔さんがそれに応えるというネット上でのやりとりがあったようです。
実録!翔の『極楽カナダ生活』 評論家・松永暢史さんが、ブログで僕の本の紹介をしてくれました!
松永さんは
日本の学校に通うと子どものアタマが悪くなることは早くから見抜いていた。そしてその原因のひとつが、この本に上げられている子どもの能力を啓発向上する 視点とメソッドがないことであった。だいいち、日本の教育には、成績を上げることは目指しても、子どものアタマを良くするという発想がない。アタマの良さ はもとより決まっていると決めてかかっているところがあると思う。
というようにちょっと過激な表現で日本の学校の問題点を指摘されています。
その真偽はともかくとして、大川翔さんの『ザ・ギフティッド』について
子どもの教育上コアになることが満載されている。声がけ読み聞かせ、古典音読、作文、パズル、そして感性と観察力の大切さから、気合いを入れること、さらには瞑想(呼吸法)の大切さまで述べられている。笑いの大切さについてまで書いてあった。書いていないのは焚火のことくらいであるが、これも当然実践されていたことであろう。そして何よりも肝心なのはテレビのない生活をすることである。
と書かれています。
この中の「書いていないのは焚火のことくらいであるが、これも当然実践されていたことであろう。」に対して、大川翔さんが
そうなのだ。僕んちは、夏、毎年、キャンプする。
そして、たき火をして楽しむ。たき火はとても楽しい。
火をおこし、大きく育てる。そして最後には炭を作る、その過程がとても面白い!
同じようなことをしているように見えて、毎回、条件が少しずつちがう。
良い炭を作るには、工夫が必要だ。良い炭作りに成功したときは、達成感がある!
炭ができたら、次にたき火をするときに、それをまた使うんだ。
とブログで応えています。
このやりとりはなかなか面白いものでした。
松永暢史は評論家・教育環境設定コンサルタントという肩書で多くの著書を書かれているようです。
将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる!
これは4月7日現在、amazonの家庭教育カテゴリでベストセラー1位となっている本ですが
東大生の多くが幼少期、絵本の読み聞かせをたくさんしてもらっていた―。読解力は学力の基盤であり、それを培うのが読書。地頭が作られる10歳くらいまでに、どれだけの本を読んだか。読んでもらったか。幼少期の読書体験がその後の学力に大きく影響を及ぼす。
効果的な読み聞かせの方法、どういう本が良いのか、どうしたら子どもが本好きになるのか。また、本を読むことがどれだけ国語力ひいては学力全体を伸ばすことになるのか…。「受験のプロ」として、読書の大切さをおりにふれ力説する著者が、具体的に解説します。〈読むだけで頭が良くなる〉厳選本145冊も紹介! 家庭教育カテゴリでベストセラー1位
という内容紹介にもある通り、本を読むこと、本を読む習慣を子どものころに身につけることがどれだけ大切かがわかる内容になっています。10歳まで読み聞かせを重視する内容になっているのですが、特に3歳までの読み聞かせのやり方は自分にとっては斬新なものでした。
知育に興味のある親必読の書といえるかもしれません。