レゴデビューに最適なレゴデュプロはブロックサイズが大きく、力がなくても外しやすいのが特徴。0から3歳の時期にベストなおもちゃと、先日出たばかりの「育脳ベビー完全ガイド」でも紹介されています。
ただ、ブロックや積み木は「面倒見が悪いおもちゃ=自発的な関わりが必要なおもちゃ」なので、最初から子どもだけで上手に遊ぶことは難しく、慣れるまでは大人も一緒になって遊んであげる必要があるといいます。(「面倒見の悪いおもちゃ」が子どもを育てる!? ~積み木遊びとブロック遊びについてさらに調べてみた )
実際わが家でも、ちぇぶちゃんにデュプロを渡して遊び始めたころは、思うようにならないブロックにイライラする様子を見せることもありました。
まだデュプロ歴は短いのですが、1歳9か月のちぇぶちゃんもだいぶブロック遊びが板についてきたので、ここまでやってきた遊び方の工夫などについて記録しておくことにします。
ブロックに慣れることから
1歳になるかならないかの赤ちゃんの場合、最初はどんなおもちゃを見ても「何だこれは…」という感じでキョトンとしたりじいっと観察したりしているのが普通で、いきなり楽しく遊び始めるということは少ないのではないでしょうか?
ちぇぶちゃんに初めてデュプロを渡したときも、興味深そうに眺めていたものの、それが一体何なのかわからず不思議そうな顔をしていたように思います。
そこで、まずはブロックというおもちゃに慣れ親しんでもらうため、デュプロの面白そうなセットをいくつか買い、親が作った作品を身の回りにさりげなく置いてみて、ちぇぶちゃんの関心を引くようにしてみました。
▼ここまでたくさん置いてみたのは最近になってからです。初めてデュプロを見たとき「これは何だろう」という感じで興味深そうに手を伸ばしてブロックを触り、形や色、舌触りを確かめていたように思います。
レゴで森を作ってみたら、忘れかけていた童心がよみがえってきた話
ブロックをくっつけるのは案外難しい
身の回りにデュプロがあることが普通になってくると、朝起きてすぐデュプロの置いてあるところに行って遊び始めたり、日中も突然ブロックを触って遊び始めるようになりました。だいぶ慣れてきましたね。
ただ、「遊ぶ」といっても初めは親がくっつけておいたものをひたすら外すばかり。
積み木遊びで、私が積み木を積む→ちぇぶちゃんが崩す、パパ積む→ちぇぶ崩す、パパ積む→ちぇぶ崩す…と何度も繰り返したように、ブロックでも、パパくっつける→ちぇぶ外す…を何度も何度も繰り返しやっていました。
そもそもブロックは外すものと思っていたのかもしれないし、何かをつなげるということ自体まだよくわからなかったのかもしれません。
▼この一般的な2×2のデュプロブロックを組み合わせるには、四隅がピタッと合わなければなりません。赤ちゃんにとっては、この2個のブロックを手に持ってくっつけることが難しいということをちぇぶちゃんの動きを見て初めて知りました。
いずれにしても、初めはブロックを少しでも触ってもらい慣れ親しんでもらうということを目標に、ちぇぶちゃんにはブロックをひたすら外して遊んでもらっていました。
扱いやすいお花ブロックを基礎板にくっつける練習
きちんと記録をとっていたわけではないですが、ブロックを外すという遊び方は半年くらい続いたような気がします。ちぇぶちゃんがブロック同士をくっつけることができるということに気づき、上手にできるようになってきたのはつい最近のことです。
ブロックをくっつけることが、1歳児にはなかなか難しいとわかったので、親の方でもいくつか工夫をしてみました。
まず用意したのはお花のブロックとデュプロの基礎板。
お花のブロックは裏返すと丸穴が一つだけ開いていて、基礎板のポッチにかぶせるようにくっつけることができます。四隅を合わせないとつけられないブロックと比べれば、穴の位置を一つ合わせればつけられるので、お花のブロックならくっつけるのも大分やさしい。
そこで、はじめは親が基礎板にお花のブロックをズラッと並べてくっつけ、ちぇぶちゃんにお花を摘んでもらい、徐々に「お花をくっつけてみようか」と促して基礎板にお花ブロックをつける練習をするようにしました。
▼これがデュプロの基礎板。均等間隔で並んだポッチにブロックをつけることができます。
これは当たっていたようで、慣れてくるとお花ブロックを基礎板に上手にくっつけられるようになってきました。
ちぇぶちゃんはお花を入れたカゴをうれしそうに持ち歩いています。部屋のあちこちにお花が落ちていることも…。
やった!上手にくっつけることができました。
丸いブロックで遊んでみる
お花の次は、丸いブロックを使うようにしました。
丸いブロックというのは、アイスクリームのアイスの部分をイメージしたブロックとかお城の塔の屋根で使われるブロック、ろうそくの形をしたブロックなどです。
丸いブロックをひっくり返すとこのとおり、裏側も丸になっています。
裏側がこのように丸になっているため、四隅をピタッと合わせるブロックよりもブロック同士をくっつけやすいのです。
しかもこのブロックの形自体が丸っこくてかわいらしく、ちぇぶちゃんは相当気に入ったようで、普段好んで遊びたがるのもこうしたブロックでした。丸いブロックをうれしそうに持ったり、くっつけることも少しずつできるようになってきました。
丸っこいブロックといえば、このボートとか、「くうこう」のセットについている飛行機はちぇぶちゃん大のお気に入りです。ボートはお風呂やプールに浮かべて遊ぶことも出来るんです。
散歩のとき一緒に空を見上げて飛行機を見つけたら、帰宅後必ずこの飛行機を探し出してブーン!と飛ばす真似をします。カワイイです。
特におすすめなのはボートのセット。
グリーンの丸いプリントブロックとお花の形をしたブルーとグリーンのブロックがポイントです。
裏返すとこのように裏が丸くなっています。
このおかげで小さな子でも2つのブロックを簡単にくっつけることができるんです。
セットに含まれている全パーツを並べてみるとこんな感じになります。
大きめの扱いやすいブロック、丸っこいブロックがたくさん入っています。
組み立てイメージ。
ちなみにレゴ デュプロのシンボルの赤いウサギさんはこのセットにしか入っていません。赤ちゃんの手でも扱いやすいパーツがたくさん入ったこのセットは、初めてのブロック遊びにもおすすめです。
レゴ デュプロ ボートあそびセット 10567
キューブ型のブロック、窓パーツ
デュプロには大きなキューブ型のブロックや、窓やドアに使う薄いパーツがあります。この2つはこのように組み合わせて窓やドアがついた部屋などを作ることができます。
窓やドアを開けたり閉めたりするのが楽しいようで、ちぇぶちゃんはドアパーツや窓パーツを使ってよく遊んでいます。パタパタして遊んだり、パキッとドアパーツや窓パーツを取り外したり…。ある時期は、ひたすらドアや窓を外しているときがありました。
そのうち窓から人形や小物を入れるようになったり、自分の手や足をつっこもうとしていることもあります。
▼デュプロの車の荷台は窓パーツを使ったものが多く、ちぇぶちゃんのお気に入りです。
動物や人形ブロック
動物や人形のブロックは、1歳前後ではあまり興味を示さなかったのですが、最近はよく遊ぶようになってきました。
特にウマやヤギ、ゾウなどの動物のブロックには背中にポッチが一つ付いていて、人形ブロックを座った状態で乗せることが出来ます。
けっこう難しいと思うのですが、最近はウマのブロックを基礎板に乗せ、さらにその上に人形を乗せることができるようになってきました。
いつの間にか思いがけないウマと人形の組み合わせが出来ていたりして、びっくりさせられることがあります。
ガンガンくっつけていくちぇぶちゃん。どんどん面白い組み合わせができるので、こちらも楽しくなってきます。
▼ヤギのブロックにミッキーマウスを乗せたところ。
▼基礎板の上だけでなく、あらゆるところに動物や人形を置くようになりました。なぜかテーブルの上にウマとウマが向き合うようにして置かれていることも…。
プリントブロック
デュプロにはブロックに絵などがプリントされているブロックがあります。これを使うとブロックをケーキやサンドイッチに見立て、ごっこ遊びがしやすくなります。
プリントブロックは赤ちゃんの関心を引くようで、ちぇぶちゃんもこの絵が描かれたブロックを小さなころから好んで手に取って遊んでいました。
▼プリントされたブロックといえば、ブロックラボのブロックはアンパンマンのイラストが描かれていていたり、文字がいっぱいで楽しい。ちぇぶちゃんのお気に入りです。
ブロックラボは高さが異なるのですが、デュプロブロックと互換性があるので、しっかりくっつけることができます。
少しずつ1人遊びが出来るようになってきました
これは最近のちぇぶちゃんの作品です。
いつのまにかデュプロの数字ブロックをおうちの上にたかーく積み重ねていました。すごい!とにかく高く積み上げたいようです。頂上にお人形やお花をくっつけるのも何だか可愛らしいです。
また、デュプロのセットを使っていろいろなごっこ遊びをするようになりました。
▼最近のちぇぶちゃんのデュプロを使った遊び方についてはこちら
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まとめ
これまでのわが家なりの工夫をまとめてみると
- デュプロを身近に感じられるようにさりげなく作品を置いてみる
- 最初はブロックをひたすら外す遊びをやらせる
- 慣れてきたら、くっつけやすいブロックを使って基礎板にくっつけてみる
- どうぶつブロックを基礎板にくっつけて並べたり、ウマの人形に人の人形を乗せてみる(これは親ではなく自分で遊びはじめました)
- 赤ちゃんの目を引くプリントブロックや、自分でも動かせる大きな車や飛行機のブロックを使ってみる
- ブロックをくっつけられるようになったら、どんどん積み上げていく
こんな感じになります。
ブロックをくっつけられるようになったちぇぶちゃん。
これからどんな面白い遊びを見せてくれるのか、楽しみです。
レゴ デュプロ ディズニープリンセス お姫さまセット 10596
お花がたくさん入った女の子向けのかわいらしいセットです。
レゴ デュプロ アイスクリームあそびセット 10574
丸いアイスクリームが赤ちゃんのハートをつかみます。
BlockLabo ブロックラボ アンパンマンひらがなブロック
ブロックにプリントされたイラストがポイント。