プリスクールの体験に娘を連れて行くということがきっかけとなって、あわてて英語の勉強を始めた私。
「セブンプラス・イングリッシュ」という教材を使い始めて約10日が過ぎました。
久しぶりの「お勉強」のため、ペースがつかめるまでちょっと戸惑いましたが、ようやくこの教材の使い方のコツと教材のポイントが見えてきた(気がするので)まとめておくことにします。
セブンプラスイングリッシュの使い方
この教材のメインは、短期間で大量の英会話文を完全記憶すること。
CDの通常音声、高速音声の力を借りながら、テキストの英会話文を高速で見たり、聞いたり、繰り返し音読し、さらには暗唱することによって、英文の完全記憶を目指します。
完全記憶は潜在的な深い記憶となっているため、その英会話文をいつでも再現できるようになり、英語を自然と使いこなせるようになっていきます。
たとえば、DAY1では、「I like to+動詞の原形」というフレーズを10個の英文を使ってマスターしていきます。英文を音読するだけで「I like to+動詞の原形」については、10回繰り返したことになります。さらにDAY1の10フレーズを再生速度を変えながら、3回見たり聞いたり音読することによって、繰り返し繰り返しそのフレーズが頭に刻み込まれていくという仕組み。
なるほど!という感じですね。
テキストはこのように、見開きで左側に日本文、右側に対応する英文が書かれているという非常にシンプルなものです(解説冊子は別冊で用意されています)。1番から10番まで、少しずつ語数が増えていくため、簡単な例文から徐々に難しい例文になっていて無理なく学ぶことができます。
まずはテキストと一緒にCDの音声を聞いていきます。
CDでは
- 1.5倍速の日本語
- 1.5倍速の英語
- 3倍速の日本語
- 3倍速の英語
- 1.5倍速の日本語
- 1.5倍速の英語
という順でPracticeの音声が流れるので、3倍速の箇所以外はなるべく英語を音読するようにします。
私は1回では無理でしたが、6、7回繰り返すとだいぶ暗記できるようになっていました。
ちなみに、小さい子どもがいる場合は、わざと子どもが聞こえる場所でCDを流しながら音読して勉強していると面白がって寄ってきます。
わが家の2歳の娘ちぇぶちゃんは、ふだん英語の音によく親しんでいるのですが
「パパなにしてるの?」
なんて聞いてくるので
「英語のお勉強しているんだよ。」
と答えます。すると、パパもえいごしゃべるの?なんていう顔をして興味津々で近寄ってくるので、子どもとコミュニケーションをとるきっかけにもなります。自分がなかなか記憶できずに苦労しているところ、そばで一緒に聴いている小さな子の方がたやすく覚えてしまうかもしれませんね。
そして次に、例えばDAY1のPracticeの後にDAY1のCheckの音声が流れます。
- 日本語
- ポーズ(無音部分)
- 英語
の順となっていて、ポーズの部分で暗記した英文を思い出しながら暗唱してみます。ここで覚えられたかどうかのチェックになります。
Checkの音声は繰り返し学習ができるように工夫されていて、例えばDay4のCheckでは
- Day1のCheck
- Day2のCheck
- Day3のCheck
- Day4のCheck
と3日前までさかのぼって収録されています。
つまり、Checkには当日分と合わせて1日で4日分(40フレーズ)チェックすることができるわけです。
このように「これでもか!」というくらい繰り返し繰り返し、見たり聞いたり音読したりすることによって完全記憶を目指していくことになります。
自分でここまでしつこく繰り返せるかというと、かなり根気がないと難しいかもしれません。これはなかなかよくできていると思います。
10日間やってみて思ったこと
毎日欠かさず…とはいきませんでしたが、スキマ時間を使いながら何とかDAY10までは来ました。
その結果、短い例文は暗記できましたが、長い例文はまだといったところです。
今後も学習を継続して、完全記憶を目指していこうと思います。
例文の中には、「ひとりでハイキングをするのが好きではありません」とか「あなたのお給料を教えていただけますか?」というように若干意味不明なものやこれどこで使うの?と思ってしまう文もありますが、それも含めて完全記憶できれば、勉強自体が楽しくなってきそうです。
ナンセンスな文はちょっと面白いネタ的なものとして覚えておくと使えるかもしれません。
それから、この教材のキモは、何といっても英文を暗記させる「仕組み」にあると思います。
単純に繰り返すというのではなく、テキストを見たうえに音声も使い、音声の速度も変化させ、さらに過去4日分までさかのぼって繰り返すことにより、記憶に定着しやすくなる工夫が施されています。
この英会話文を記憶する仕組みは、他のテキストやフレーズ集を読むときにも使えそう。そこで、このセブンプラスイングリッシュの方法を他の教材を勉強するときにも試してみたいと思っています。
ちなみに、英語の勉強を本格的に始めるきっかけとなったプリスクール訪問ですが、実は予定が早まり、もう行ってきてしまいました。
「まだ勉強が進んでないのに…」と内心思いながら行くことになったのですが、未就学児レベルの英語なら、とりあえず当たって砕けろの精神で飛び込んでみれば何とかなります。英語をしゃべる子どもたちを見て、また臆することなく英語で話しかけてくる子ども相手にもビビることなく(!?)親の自分も一日楽しく過ごすことができたので、とりあえず勉強始めておいてよかったかなという感じでした。
…というわけで、この教材だけですべてが完璧になるというわけにはいきませんが、大人が英語の勉強をやり直そうと思ったときに、そのきっかけとして、この7+English(セブンプラス・イングリッシュ)はなかなか使えるのではないかと思います。
あと、50日間、完全記憶目指してがんばろう!
七田式 大人向け英会話教材 7+English(セブンプラス・イングリッシュ)
▼短期間で日常英会話を身につける「七田式」の「セブンプラス・イングリッシュ」についての詳しい説明はこちら
▼ちぇぶちゃん向けのセブンプラスバイリンガルが届いたときの様子はこちら。以前より理解度が増してきたのか、最近はこのCDをじっと聴きながらブツブツ言うことも増えてきたようです。パパも負けられないなぁ...。
七田式 子供向け英会話教材 7+BILINGUAL(セブンプラス・バイリンガル)
▼子どもを天才に育てる「七田式」の「35日完結バイリンガル英語脳プログラム」についての詳しい説明はこちら
ちなみに、セブンプラスイングリッシュをきっかけに、この要領でこれからどんどん聞いて口ずさんでいこうと思っている教材はこちら。
セブンプラスイングリッシュとセブンプラスバイリンガル。
ベネッセのワールドワイドキッズ。
井原さんの子育て英語表現集。
ほとんどちぇぶちゃん向けですが、これがなかなか良くできてるんです。ちぇぶちゃんとのコミュニケーション作りにも良さそう。実生活につながるもの(自分の場合、子どもとの会話)から始めるべき... ということで、最初はこういったやさしめの英語をどんどん音読していきたいと思っています。