わが家が誇る2歳の娘ちぇぶちゃんは、ABCが読めます。
妻が生後すぐの早い時期(胎教も?)からいろいろ工夫しながら生活に英語を取り入れてきた成果がここに来てだいぶ実を結んできたようです。
最近では大文字だけでなく、小文字も少しずつ分かるようになってきたみたい。英単語やフレーズも口にするようになって、パパは毎日驚いてばかりです。絵本の背表紙を見てアルファベットを読み上げたり、発音も何だかいいんです。
自分が小学校に入って初めてひらがなを教わったことを考えると、まさに隔世の感がありますね。
最近の子どもがちょっとうらやましいなあ…。
好き過ぎるアルファベットのDVD
当ブログの1歳児がアルファベットに親しむ方法 でご紹介しているように、なんといってもまだ1歳、2歳という年齢なので、初めはおもちゃを使って遊びの中にアルファベットを取り入れる作戦から始めました。
ABCパズルとか、アンパンマン英語ブロックとかプラントイのアルファベットのおもちゃとか寺田順三さんのアルファベットカードは、小さな子どもの目や興味を惹きつけるすばらしいおもちゃ。
パズルをはめたり、ブロックをくっつけたり、カードをめくったりしているうちに自然とABCに親しむことができます。いつの間にか、ABCと声に出しながら遊んでいました。
ちぇぶちゃんはあまりにアルファベットが好きだったので、このようなABCのおもちゃと同時並行する形で、ABCのDVDや動画などを少しずつ見せていくことにしました。
ひとりでできる はじめてのえいご(1) My First ABC DVD付
DVDにもいろいろ種類がありますが、わが家でまず使ってみたのは、「ひとりでできる はじめてのえいご(1) My First ABC DVD付」。
ABCの本にDVDが付属しています。
DVDの内容は、A、B、C…Zの順番で文字とその文字を使った簡単な英単語が登場します。途中で若い女性と小学生くらいの女の子が登場し、音楽に合わせてダンスしながら単語を歌います。
このDVDの使い方は、最初はとりあえず見せるだけ。長いので、少しずつ。じっとして見ていられれば御の字ではないでしょうか。
初めはボーッと口をポカンと開けて見ているだけだと思いますが、そのうち真似して歌ったり踊ったりできるようになっていきます。
DVDの内容は
- アルファベットの紹介
- 動く絵で名前を覚えよう
- 歌ってみよう
- 踊ってみよう
の順で映像が流れます。
監修者リサ・ヴォートさんのメッセージによると、このDVDは子どもの好奇心を引き出し、わくわくしながら夢中になって最後まで見ることができるよう工夫されているとのこと。よく考えて作られているようですね。
…と、このように書いてくるとまるで夢のような教材のように思えますが、ひとつ問題が…。
それは子ども用の単純な構成のため、これを見ている親にとっては苦痛だということ。
正直に申し上げると、アラフォーの私からするとこのDVDはつまらないです。
ABC…がすべて同じリズムとメロディーに合わせて登場するので非常に単調で、そのせいで女の子のダンスがいい加減に見えるほど。映像もちょっと古い気がするし…。
それが理由で、妻もこれをちぇぶちゃんに見せるかどうかずっと迷っていたそうなのです。
文字と単語がどんどん入れ替わるだけで、毎回同じ曲がかかっているのと一緒なので、大人ならすぐに飽きて眠りに落ちるパターンになるでしょう(私だけ?)。
子どもにDVDを見せて放っておくのは一番良くないと育児本に書いてあるので、自分が休みの日にDVDを見せる時は私がちぇぶちゃんについていたりするのですが、なにせつまらないので気を抜くと眠くなって居眠りしていることもありました。
おすすめできるかというと、ちょっと微妙な気もします。
ところが…
1歳~2歳のちぇぶちゃんは違いました。なんとこのつまらないDVDにハマってしまい目がくぎ付け。
大人の自分にはわからない何か秘密があるのでしょう。監修者のリサ・ヴォートさん恐るべし。
念のため付け加えておくと、ちぇぶちゃんは義務的にいやいや見せられているわけではなく、本当に楽しそうにこのDVDを見ています。動画見たさにDVDプレイヤーも使いこなせるようになってしまいました。(いいのか!?)
「アッコー(apple)、アッコー(apple)、クランチ(crunch)クランチ(crunch)クランチ(crunch)…」という感じで(発音はまだ舌足らずなところが多々ありますが、リズムは完璧!)大きな声で楽しそうに歌っている様子を見ると、まさに水を得た魚のよう。
いやーわからないものですね。
ちぇぶちゃんが右手を高々と上げて「もういっかい、もういっかい」と言うので、このDVDを再生し、ちぇぶちゃんが嬉々として歌っている横で親の私は心の中で「もう勘弁して~」と叫びながら、ガマンして付き合う状態がしばらく続きました。
なんと最近のちぇぶちゃん、DVDなしでもテキストを開いて最後までブツブツ言いながら眺めています。絵本のように読んで欲しがることもあるくらい。
しょうがないので一緒に歌ったり読んだりしているうちに、なんと自分(パパ)の英語の発音が良くなってきたらしいですが…。先日妻に発音を褒められてビックリ!
うーん、やっぱり恐るべし。パパにとっても魔法のようなDVDなのかな?
妻は中身の退屈さにも慣れたのか、ちぇぶちゃんに付き合って全力で一緒に歌って踊ってます。おままごとの素材を使って再現してみたり、つまらないテキストも絵本さながら、さも楽しそうに読んであげています。おかげでちぇぶちゃん、ママのところにしかこのテキストを持って行かなくなりました。
ママ、尊敬します…。
▼アルファベットの本をひとりで読むちぇぶちゃん
ひとりでできる はじめてのえいご(2) My First Phonics DVD付
このシリーズの2冊目はこれ。妻はこちらの方がよく出来ているということで、いずれちぇぶちゃんと一緒に見ようとストックしていたようなのですが、ちぇぶちゃんの様子を見て試しに見せてみることにしました。
内容がフォニックスなので、パパも1冊目よりは苦痛ではありませんでした。時間も1冊目より短め。
ちぇぶちゃんはもうイキイキとして見ています。1冊目のアルファベットといくつか単語が連動しているので、いきなり歌ってます…。子どもってすごいな。
YouTube動画
ちなみに、妻はアルファベットにハマっているちぇぶちゃんにもっと楽しんでもらおうと、YouTubeで見つけたこんな動画を時々見せていたようです。ちぇぶちゃんが大好きなペッパピッグやエルモたちのアルファベット動画です。
うん、これなら大人が見ても楽しい。こちらの方が短いし、いいんじゃないかな。
▼最初はアルファベットだけ一緒に叫んでいましたが、最近は単語も言えるようになりました。
音楽がいい!
これもかなり好きみたい。
クセになる旋律。ちぇぶちゃん、しっかり真似しています。
自分も小さい頃こんな動画で学んでいたら、もっと英語が好きになっていたのかも。
ちぇぶちゃんのおかげで、パパも英語が楽しくなってきましたよ!
アルファベットチャンツ
最近ちぇぶちゃんが楽しんでいる、ABCのDVDとCD。
アルファベット26文字が練習できる「発音たいそう」、英語で数を数える練習が楽しそう。
アルファベットを逆に唱える歌が入っているのですが、大人の自分でもちょっと難しいです。
アルファベットチャンツDVD
アルファベットチャンツ(CD付)
CDとテキスト。
歌いやすいABCソング
ちょっとだけ話は変わりますが、よく知られているABCの歌って、なぜか「LMNOP」のところだけ早口になって不自然になりますよね。ちぇぶちゃんもABCの歌は好きなのですが、この部分はやはり難しそう。
ところが、アルクのエンジェルコースに入っているABCの歌はこの部分がはっきりわかるようになっていてとても好感を持ちました。
もし、普通のABCソングにちょっと違和感を感じるという方は、初めはここから入ってみてもいいかもしれませんよ。
(上に紹介したアルファベットチャンツも歌いやすいです。)
[アルク公式] エンジェルコース
「パパ」といえるようになった娘
なぜかずっとパパのことを「カカ」と言っていたちぇぶちゃん。アルファベットの歌のPや、Pで始まる単語もまだちょっと発音が怪しかったんです。(大好きな「プリン」だけはなぜかはっきり言えるのですが…。)そこで、ママがPの部分ではさりげなく息の入れ方などを大げさにしながら歌ってみせるようにしたら、ちぇぶちゃんもママの真似をしてしっかり「P(ピー)!」と言えるようになりました!
そして、「パカ」とか「カパ」とか言いながら、ある日ついに「パパ」と言えるように!
先日は「パパ、ちゅん♡」ってしてくれました。
パパ、感激です。
よーし、ちぇぶちゃんに負けないようにパパも英語頑張るぞ!
▼パパもハマったパズル!アルファベットが自立するので、積み木としても遊べます。
Hape アルファベットパズル
英語子育て大百科 2015 完全保存版
※ママのブログ
1歳後半のちぇぶちゃんの様子について。最近の取り組みについてもいずれ書いてみたいと言っていました。