新米パパの子育てエブリデイ

元高校教師が2児のパパに!小1の娘は2026年中学受験予定。サピックスに楽しく通塾中。年少の息子はレゴデュプロ三昧。日々のあれこれを書いていきます。

MENU
チャレンジタッチ 4月号
チャレンジタッチ新1年生
こどもちゃれんじ 12月号

2歳の娘と楽しく遊びながら考える力がつく「キディトレイン」をやってみることにしたよ。

〈景品表示法に基づく表記〉この記事内には商品プロモーションを含みます。

幼児用のプリント教材では、子どもが鉛筆を持って「書く」という作業が必要になります。ところが、この「書く」という作業は未就学児にとっては大変な仕事。そこで今少しずつ取り組んでいるプリントは、文字が読めたり書けたりする必要がないものを選んでいます。

市販されているくもんの教材にも運筆練習というものがありますが、ちぇぶちゃんもわけがわからず見よう見まねでやろうとしているような状態。

すぐに文字が書けるようになる子もいるのかもしれませんが、鉛筆を持ってひたすら書く練習をするのは苦行でおもしろくない。そこで、3歳ごろから本格的に始まるプリント学習にスムーズに橋渡ししてくれるような2歳児向けの良い教材はないかと探していた妻が見つけてきたのがこれ。

f:id:bokipapa:20151223111907j:plain

幼児知能教育教材キディトレインです。

ギルフォード理論に基づいて制作された幼児知能教育教材の家庭版です。楽しく遊びながら「自分で考える力」を育みます。易しい課題から入ってだんだんと難易度を上げて行きますので個別指導が不可欠ですが、わかりやすい指導の手引きと導入教材が添付されているのでお母さんが教室の先生になって指導することができます。また、絵カードを使う教材なので何度でも繰り返し行うことができます。所要時間は1教材あたり事前の準備に5分~10分、「あそび」の実施に20分~30分が目安です。キディトレインは自信とやる気を引き出す教材です。プリントやドリルが苦手な子もキディトレインで頭を働かせて遊んだ後なら喜んで取り組むようになります。

キディトレインはギルフォード理論にもとづいて作られた知能教育用教材。幼児の知能を伸ばす思考あそびということで、楽しく遊びながら考える力を育む教材です。遊びの中でいろいろな力を伸ばしていくということを重要視しているところがなかなか良さそう。

教材の効果

・自分で考える力が身につきます
キディトレインはギルフォード博士の知能構造論(領域[情報が属する4つの分野]、所産[6つの情報処理系列]、働き[5つの情報処理方法]という3次元の構造モデルである知能因子に刺激を与える)に基づいて一つひとつ教材が各々一つの知能因子をターゲットに開発されています。各々の教材のねらいが明確であることによって各々の課題を自分の力で的確に解決するぶれない思考力を育むことが出来るのです。
・人のお話しをしっかりと聞く習慣がつきます
キディトレインはおうちの方のやり方を見て、おうちの方の説明やお話しを聞いてから「自分の力で取り組む」教材です。お子様はやり方がわからないと先へ進めませんから何度も行う間におうちの方のお話しをしっかりと聞く習慣が身につきます。おうちの方も簡潔な説明や言葉掛けでお子様の「やる気」を引き出す指導方法が学べます。

指先を使うことで巧緻性も養われます
自分でカードを切り取って、自分でカードを広げて、おうちの方の設問に合致するカードを見つけたり選んだりする教材です。カードを回して向きを変えて確かめたり、よく似たカードを並べて見比べたり、指先と頭脳を同時に働かせます。

・自立心を高め集中力を養います
「導入」ではおうちの方が一緒に行うことで課題を解くやり方をお子様に理解させます。「展開」の課題はお子様が自分の力で取り組みます。おうちの方は手や口を出しすぎないようにしてお子様に自分で考える時間を与えることが大切です。(自分で考えさせるための言葉掛けや助言の方法は「指導の手引き」に記載されています。)キディトレインはお子様の「自分でやりたい」という意欲と「自分でやり抜く」気力を育みます。

 

ギルフォード理論の簡単な解説はこちら。

ギルフォードの知能構造論とは、人間の知能を領域(情報が属する4つの分野)、所産(6つの情報処理系列)、働き(5つの情報処理方法)という3次元の構造モデルとして捉えるものです。この領域、所産、働きという3つの側面の要素を1つずつ組み合わせたものを知能因子と呼びます。4つの領域×6つの所産×5つの働きですから知能因子には全部で120通りの組み合わせがあることになります。なお、現在では当初の4領域に「聴覚」を加えた5つの領域にて150の知能因子とされていますが、キディトレインでは教材制作の都合により「聴覚」の領域は扱っておりません。また、教材制作にあたってはサーストンの基本的知能因子[基本的精神能力(言語力・語の流暢性・空間的関係・数、計算・記憶・推理、推論・知覚認識)]の理論も取り入れています。
キディトレイン教材のねらいは脳の発達が最も顕著な幼児期に知能因子に多面的かつ系統的な刺激を与えることによって「自分で考える力」を伸ばすことにあります。幼児の好奇心をそそり楽しんで行える知能の遊びですが、ただ与えておけばよいという教材ではありません。実施に際しては事前にお母様が各教材を広げて子どもの視点に立ってシミュレーションすることが大切です。「刺激される知能因子」と「ねらい」をしっかりと把握し、心の余裕を持って行って下さい。(幼児知能教育について

自分はギルフォード理論については知らないことばかりでしたが、このキディトレインは、北海道から沖縄県まで全国の幼稚園・幼児教室で採用されている幼児向けの教育教材で楽しく遊びながら考える力を育むことができます。

幼稚園・幼児教室用教材と家庭用教材がありますがどちらも内容は同じです。幼児教室・幼稚園用教材は一斉指導に、家庭用教材はマンツーマン指導に対応しています。

いきなり文字を書くようなことはせず、書くとしても線を引くことくらい。先生(家庭ではママやパパ)がカードを使いながら子どもに働きかけを行って進めていくのが基本のスタイルとなっています。

基本的に「絵カード」と「ノート[だいし、はめこみばん]」で構成されていますので、何回も繰り返し行うことができます。(一部、線を引く教材があります。[年長用に1教材、年中用に2教材、年少用に2教材])

妻は最近この教材を見つけたとき、ちょっと興奮気味に私に説明を始め、内容が確かなものらしいということで、教材を購入してちぇぶちゃんとやってみることにしました。どちらかというと遊びを重視しているわが家の方針にもマッチしています。

 

ちなみに、教材の難易度については…

ただ与えておけばよい一般向けの幼児教材に比べるとかなり難しいとお考え下さい。(キディトレインは易しい課題から入ってだんだんと難易度を上げて行きますので個別指導が不可欠です。)
私立小学校受験の教材としては易しすぎるとお考え下さい。プリントやドリルに取り組む前段階として「自分で考える力」を育むには大きな効果があります。(キディトレインは遊びを重視していますので取り組みやすく、子どもの自信とやる気を引き出すための「息抜き教材」として使用されることも多いようです。)

国立小学校受験の場合にはキディトレインを繰り返し行うことで十分だとお考えになる方も少なくありません。(キディトレインを1教材行う度に、続けて子ぐま会などの市販プリントに取り組むことをおすすめします。プリントやドリルが苦手な子もキディトレインで頭を働かせて遊んだ後なら喜んで取り組みます。)

小学校受験をする・しないに関わらず、プリント学習に移る前にやってみる教材としてはなかなか適していそうな感じです。

 

「キディトレイン」年少用が届いたよ!

先日届いた教材はこちら。特別割引されている年少用のものです。(キディトレイン教材の特別割引)(割引ページまでよく見つけてきたなあ…。)

AmazonやYahooショッピングでも販売されていました。(割引価格ではありません。)

f:id:bokipapa:20151223063124j:plain

箱の中身は…

  • キディトレインの概要について説明されたチラシ
  • 脳の発達と幼児知能教育について解説された保護者向けのプリント
  • カリキュラム

f:id:bokipapa:20151223063142j:plain

そして、教材が入っていました。

f:id:bokipapa:20151223063128j:plain

教材は全部で30教材で、ビニール袋に3つずつ分けて入れられていました。教材を重ねたときの厚みはiPhone6の横幅くらいになります。

こちらは割引商品なので、それぞれの袋はついていません。(中身は通常のものと全く同じです。)100均などでファイルを購入して、それぞれ分けてしまっておくとわかりやすいようです。

f:id:bokipapa:20151223063132j:plain

30教材が3つずつ分けて10袋に入れられています。

f:id:bokipapa:20151223063155j:plain

とりあえず最初の袋から3つの教材を取り出してみると、「いろんなどうぶつあそび」「どうぶつあてあそび」「かげあわせあそび」の3つが入っていました。

f:id:bokipapa:20151223063200j:plain

それぞれこのようにカードが含まれています。

f:id:bokipapa:20151223063203j:plain

「いろんなどうぶつあそび」では、動物の形態や特徴の読み札を聞いて、該当する動物の絵カードを見つけます。これによってものの定義とその名前を結び付けて理解する能力が育まれるそうです。

f:id:bokipapa:20151223063207j:plain

「どうぶつあてあそび」では、絵カードと輪郭カード、絵カードと部分カードをペアにして遊びます。この遊びによってものの形を正確に認識する能力が育まれます。

f:id:bokipapa:20151223063212j:plain

「かげあわせあそび」では、絵カードと影絵カードと抜き絵カードをペアにして遊びます。ものの形を正確に識別する能力が育まれます。

f:id:bokipapa:20151223063216j:plain

全部で30教材なので、かなりの量になります。年少用ということなので、まだ年少になっていないちぇぶちゃんの様子を見ながらゆっくり進めていく予定。

幼児教育の専門知識は必要ありません。わかりやすい「指導の手引き」と「導入教材」が添付されていますので誰にでも簡単に取り組めます。(所要時間は1教材あたり事前の準備に5分~10分、「あそび」の実施に20分~30分が目安です。)

ギルフォード理論は、楽しみながら幼児の知能の様々な面を伸ばそうとするもの。

理論というと堅苦しく聞こえますが、教材を使ってやることはいたってシンプル。

非常に優れた教材だと思いました。

また後日、教材の使い方や実際に使っている様子をアップしていきたいと思っています。

 

▼ギルフォード理論に関する書籍も少しずつ読んでいくつもり。

ギルフォード博士の子どもに自信をもたせる育て方