新米パパの子育てエブリデイ

元高校教師が2児のパパに!小1の娘は2026年中学受験予定。サピックスに楽しく通塾中。年少の息子はレゴデュプロ三昧。日々のあれこれを書いていきます。

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確定申告ヤバいという個人事業主の方におすすめのクラウド会計ソフト freee(フリー)

〈景品表示法に基づく表記〉この記事内には商品プロモーションを含みます。

2月16日(金)に2017年(平成29年)分の所得税の確定申告期間がスタートして1週間が経ちましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

実はわたくし、2016年に個人事業主(かっこよく言うとフリーランス?)となり、自分で確定申告をしなければならない立場となりました。

確定申告というと、普段のお仕事と違ってどうしても後回しにしてしまいがち。昨年の今頃は泣きながら作業して何とか初めての確定申告を締め切りに間に合わせたという感じでした。

ちなみに昨年、確定申告を終わらせることができたのは、ズバリ


のおかげ。
いろいろな会計ソフトがありますが、freee は簿記の知識がなくても使えるようになっているところがスゴイ。入力がとにかく早く終わるんです。簿記がわかる人にとっても  freee は使いやすいと思いますよ。

…というわけで、ここでは確定申告の流れと freee の使い方を簡単にまとめてみることにしました。

確定申告の流れ

大雑把ですが、確定申告は

  1. 申告に必要な書類を集め整理する(源泉徴収票、支払調書、領収書、請求書、各種控除に必要な領収書など)
  2. 収入の入力➡集計
  3. 支出の入力➡集計
  4. 国民健康保険料、国民年金、厚生年金、医療費など控除項目の入力➡集計
  5. 確定申告書への記入(クラウド会計ソフトからの出力)
  6. 管轄税務署への申告書提出

のような流れで行います。

まず1番の申告に必要な書類を集め整理するについてですが、書類の中では特に領収書の整理が中心になると思います。

源泉徴収票や支払調書は先方からもらえば終わりですし、得意先への請求書(支払ってほしいと求める書類)よりも領収書(代金を支払った証拠となる書類)の方が圧倒的に多いため、領収書の整理とそれに基づく支出の入力が重要です。ちなみに、私もつい先ほど領収書を整理していましたが、「どうしてこんなにあるの?」という枚数の多さに泣きそうになりながらやっておりました。本当は普段からコツコツ入力しておけばこんなことになるはずはなかったのですが…。来年こそはもっときちんとしていきたいと思います。

いずれにしても領収書の整理は大変。これが終わってから入力開始と考えると、作業がなかなか進まず焦りが出てきてしまうので、

  1. 申告に必要な書類(源泉徴収票、支払調書、請求書)を集め整理する
  2. 収入の入力➡集計
  3. 申告に必要な書類(領収書)を集め整理する
  4. 支出の入力➡集計
  5. 申告に必要な書類(各種控除に必要な領収書など)を集め整理する
  6. 国民健康保険料、国民年金、厚生年金、医療費など控除項目の入力➡集計
  7. 確定申告書への記入(クラウド会計ソフトからの出力)
  8. 管轄税務署への申告書提出

という感じで進めていくのがいいと思います。

収入の入力

まずは収入の入力。1番の申告に必要な書類(源泉徴収票、支払調書、請求書)を集め入力していきます。

収入発生時

freeeの入力画面は下のようになっています。

「収入」➡「未決済」をクリックし、「期日」と「取引日」を入力します。

「取引日」は収入が発生した日付のこと。請求書の日付や取引先との約束で決まっているならその日付。「期日」は入金予定日を入力します。

勘定科目は「売上高」、さらに「金額」「取引先」を入力し、最後に「収入を登録」をクリックすると収入発生時の入力が完了します。

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▼この例では

  • 収入
  • 未決済
  • 期日 2017年3月31日
  • 取引日 2017年2月24日
  • 勘定科目 売上高
  • 金額 4,730,400円
  • 取引先 請求先株式会社

という情報が入力されています。

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この入力結果は、次の請求書サンプルをもとにしたものです。請求書の形式は様々なので、自分のケースに合った入力方法は考える必要があると思います。 

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事業主借

事業用の資金が足りない時、事業主個人の銀行口座から事業用の口座へ入金する場合が考えられます。このケースでは、事業用の口座の残高が増加しますが、「収入」ではなく、「事業主借」にする点に注意が必要です。

「事業主借」は「事業(ビジネス)がプライベートの自分(事業主)からお金を借りた」ことを意味する勘定科目。

入力する際は、

「収入」➡「完了」をクリックし、「口座」=プライベート資金を選択し「取引日」=入金日、「勘定科目」=「事業主借」、「金額」を入力します。

この分を「収入」にしてしまうと結果として税金が増えてしまうので、注意が必要です。

収入の決済完了時

「収入」として入力した請求金額が銀行口座などに入金されたときは、決済完了の入力をします。

「収入」発生時点に入力した結果、下のような画面になっています。この行をクリックします。

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すると、下の方に「決済を登録」というボタンが出てくるので入金時に決済完了の入力をします。「決済を登録」をクリックすると、未決済の消し込みの画面が現れます。この画面で決済を入力します。

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入金元口座は架空のものです。2017年3月31日に口座へ入金された場合は、この画像のように入力し、「決済する」をクリックします。

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決済を入力すると表示が決済済みに変わります。

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支出の入力

続いて支出の入力です。これも収入と同じように入力していけばOKです。

たとえば、

  • 事業で使うコピー用紙を購入し、現金で5,000円を支払った。

というケースでは、

「支出」➡「完了」をクリックし、「口座」=現金、「取引日」、「勘定科目」=消耗品費、「金額」を入力していきます。

支出の入力は、領収書などの資料を見ながら、事業に関連のある支出のみを入力していくことになります。

国民健康保険料、国民年金、厚生年金、医療費など控除項目の入力

収入と支出の入力が終わったら、次に国民健康保険料、国民年金、厚生年金、医療費など控除項目の入力に進みます。

通常はこの控除項目が細かい規定が多く難しいところですが、クラウド会計ソフト freeeの場合は、質問に回答しながら誰でも簡単に入力ができるようになっているところがスゴイです。

例えば、社会保険については

「確定申告書類の作成」画面➡「収支」と進み、下にスクロールすると社会保険についての質問が出てきます。

  • 「国民年金に加入していますか?」
  • 「国民年金基金に加入していますか?」
  • 「国民健康保険に加入していますか?」
  • 「その他の社会保険料を支払っていますか?」

といった質問に〇✖で回答し、金額を入力していくだけで、確定申告書に自動で記入されていきます。これは素晴らしい機能だと思います。

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確定申告書への記入(クラウド会計ソフトからの出力)と管轄税務署への申告書提出

このようにクラウド会計ソフト freee を使うと「収入」➡「支出」➡「控除」と入力を進めていくだけで、確定申告書を簡単に作成することができます。

確定申告書の作成は手書きでもできますが、後から書類が見つかったり、書き間違いなどして修正するかもしれないということを考えるとフリーのようなクラウド会計ソフトを使うほうが圧倒的に便利です。

もし、まだ確定申告の準備が整っておらずどうしていいかわからないという方がいましたら、freeeを使ってみてはいかがでしょうか。 

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ちなみに、締め切り間際になって申告書作成に追われるのはもうコリゴリということで、「次こそは早めに準備してサッと終わらせるぞ!」と思っていたはずが…、結局今また確定申告の準備に追われています。トホホ。