現在取り組んでいるプリント学習の中で、2歳の娘ちぇぶちゃんの苦手な部分が少し見えてきました。
例えば、数の「多い」「少ない」の理解。
わが家では早い時期から数字や文字に触れさせてきたこともあって、ちぇぶちゃんは数字ブーム、文字ブーム続行中。なんと数唱が得意です。数唱というのは、数を読み上げることで、ちぇぶちゃんは30、調子がいいと100くらいまで数字を読み上げることができます。
ただ、「2歳で30まで数を数えられるなんてうちの子天才かも!」と喜ぶバカ親(自分のことです)は、このあとすぐに数唱と「数を数えられること」が違うということを思い知らされショックをうけることになります。
わかりやすいのは、最近のプリント学習の取り組みの中での次のような出来事。
ちぇぶちゃんに貝殻が2つ並んでいる絵を数えさせたら「2」、3つ並んでいる絵を数えさせたら「3」とわかるものの、「どちらが多い?」と聞くと「2」と答えたのです。
「1、2、3、4…」と数字を順番に読み上げることができても、「多い」「少ない」がわからなければ、正しく数を数えられたとはいえません。
でも、「多い」「少ない」という根本的な概念をどうやって教えればいいのだろう…とさっそく壁にぶち当たることになってしまいました。
レインボーアバカス(百玉そろばん)と「せんせい」を使ってみた!
数を数えるということの奥深さを感じた私は、図書館に行って算数や数学関係の本をいくつか借りて読んでみました。
内容はほとんどが小学生以上のレベルになってしまうため、2歳児にすぐに使えるものは少なかったのですが、「算数のしくみ大事典」に書かれていた数の根本的なルールについての説明は、イラスト入りで非常にわかりやすいものでした。
算数のしくみ大事典
たとえば、「数の大きさは、10個の数字とその位置で決まる」として、0から9までの数字の大きさの違いをおはじきのイラスト入りで説明している箇所は、今回のテーマにぴったりでした。
ちょうどわが家にはレインボーアバカス(大きな百玉そろばん)があったので、この玉をおはじき代わりにしてちぇぶちゃんとチャレンジ。
やり方は
- 赤い玉を動かしながら10個数えさせる
- 黄色い玉を動かしながら9個数えさせる
- 赤と黄色のどちらが多いかを尋ねる
とか
- 緑の玉を動かしながら3個数えさせる
- 青の玉を動かしながら4個数えさせる
- 緑と青のどちらが多いかを尋ねる
という感じです。
尋ねた結果、「9と10では、9の方が多い」と答えてしまうこともあり、まだまだ「多い」「少ない」がきちんと理解できたとは言えませんが、プリントに書かれた文字やイラストだけを見るよりも、レインボーアバカスの玉の方がイメージしやすいのは確かなようです。「出っ張っている方が多いよ。出っ張っているのはどっちかな?」と少しヒントを与えれば、正しく答えられるようになってきました。
数唱ができ、「多い」「少ない」の概念(0よりも1の方が1多い、1よりも2の方が1多い、2よりも3の方が1多い…)がわかれば、たし算やかけ算の理解につながるので、これは非常に重要で、もしわかるようになれば夢が広がります。
プリントだけでなくレインボーアバカスなどのおもちゃを組み合わせて楽しみながら数を実感できるよう、工夫を重ねていくつもりです。
数字が大好きなちぇぶちゃんが「かずなんてイヤ!」にならないように、焦らずゆっくりすすめていきたいです。
他の本も将来とても役に立ちそうな良書。時機が来た時のためにメモしておくことにします。
親子で楽しむ わくわく数の世界の大冒険
親子で楽しむ! わくわく数の世界の大冒険2
計算力を強くする―状況判断力と決断力を磨くために
計算力を強くするpart2―思考の瞬発力を磨くために
計算力を強くする 完全ドリル―先を読む力を磨くために
やじうま入試数学 問題に秘められた味わいのツボ
算法勝負!「江戸の数学」に挑戦 どこまで解ける?「算額」28題
大人のための「超」計算 正しく 速く カッコよく解く!
▼七田式プリントAは、少し難しいという印象がありますが、2歳から無理なく取り組める非常によくできた教材だと思います。
七田式 プリントA
※子どもの『名前・性別・生年月日』を登録すると、楽天ポイントに加えて、しちだポイント10倍の会員特典を受けることもできるそうです。
ボイラ レインボーアバカス
毎日行う「すうしょう」で使っています。おすすめです。
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レインボーアバカスを選んでくれたママのブログ。百玉そろばんの効果的な使い方も調べてくれました。パパも今後参考にしていこうと思います。
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