新米パパの子育てエブリデイ

元高校教師が2児のパパに!小1の娘は2026年中学受験予定。サピックスに楽しく通塾中。年少の息子はレゴデュプロ三昧。日々のあれこれを書いていきます。

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0歳児からの本の読み聞かせは脳への最高のプレゼント~大川翔さん『ザ・ギフティッド』レビュー その3

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大川翔さんのお母さんによる0歳児からの本の読み聞かせ

引き続き『ザ・ギフティッド 14歳でカナダのトップ大学に合格した天才児の勉強法』から衝撃を受けた内容についてメモしておきます。

第7章は大川翔さんのお母さんによる解説となっています。

その中の保育園(0歳児保育)についての記述に次のようなものがありました。

 この保育園通いで、脳に対する刺激をたくさん与えてもらったと思います。特に、言葉のわからない0歳児からの本の読み聞かせは本当に良かったと感謝しています。この時期の本の読み聞かせは、脳への最高のプレゼントなのではないでしょうか。

自分の今までの感覚だと、0歳の赤ちゃんは文字が読めず言葉も理解できないのだから、本の読み聞かせなんて本当は必要ないのではないかと思っていました。

ところが、大川さんのお母さんは言葉のわからない0歳児にとって本の読み聞かせは脳への最高のプレゼントだというのです。

この大川さんご夫婦の教育方針は0歳から脳を鍛えられるという考えが出発点になっていて、それは「赤ちゃんだから、まだ早いだろう」とは考えず「たとえ0歳の赤ちゃんであっても、意思や能力があるのだから一人の人として尊重して働きかけを行うべき」という発想があるように感じました。

この後、翔さんが残された素晴らしい功績を見れば、0歳の赤ちゃんであっても脳を鍛えられるということを証明されているように思います。

カナダの小学校での読書量

保育園の話は日本でのことでしたが、翔さんがカナダの小学校でのエピソードに次のようなものがありました。

(8歳から9歳にかけて)英語の読解力は、知らないうちにかなり上がっていたみたいだ。このころ、相当たくさん本を読んでたから、それが良かった気がする。

たくさんっていうのはどれくらいかというと、1日に400ページとか500ページとか本を読んでた。絵本じゃない。1冊が250ページとか300ページとかっていう本を、1日に1冊半とか2冊とかっていうペースで読んでた。

休みの日には、1日600ページとか読んだりした日もあった。(以下略)

翔さんも最初からこのようにスラスラ読めたわけではなく、カナダの学校に転入した5歳のころはリーディング力最低のクラスに振り分けられたそうです。

その後、毎週60冊以上もの絵本を読んでもらったり、自分で読む場合も様々な工夫を積み重ねることによって、9歳時点では上で引用したように1日600ページもの本(当然英語)が読めるようになったそうです。

このように本を読む力がついたのは、やはり本の読み聞かせが0歳から可能だと考えていたからだと思います。

 

大川さん一家のこのような足跡を見て「すごい!」と感心するだけなら簡単ですが、自分の娘のために何をしてやれるのか、もっと真剣に考えて実行しなくてはいけない。そう考えさせられる本でした。

 

何となくやっていた絵本の読み聞かせでしたが、その大切さを認識できたのが大きな収穫でした。

ザ・ギフティッド 14歳でカナダのトップ大学に合格した天才児の勉強法

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