今後読ませたい本、読み聞かせに使いたい本リスト
本の読み聞かせをするのに0歳児だから早すぎるということはないというのは新鮮でした。
毎日の積み重ねにより翔さんのように1日500字の本を読めるようになるというのは、日々のトレーニングによって鍛えられる部分が大きいのではないかと感じました。
では実際に読ませたり、読み聞かせに使う本をどうすればいいのかということが気になります。
一番参考になるのは、大川さんがどんな本を読んできたのかということ。
そこで、『ザ・ギフティッド』から抜き出してリスト化してみました。
幼児期
- 紙芝居
- 子供用百科事典
- 黒川みつひろ作・絵「たたかう恐竜たち」(トリケラトプスシリーズ)
- すくすくどんどん(教育デザイン研究所)
- 公文(国語、算数)~週に1度の教室に通うたびに本を借りてくる
- ひらがなカード、カタカナカード、漢字カード、ぶんカード
- 七田式のプリント教材
- 漢詩・論語、百人一首の素読
- 「Muzzyとともだち」(ビデオ)
- 「きかんしゃトーマス」(英語ビデオ)
- ディズニー 英語システムDVD(ワールド・ファミリー)
- ブルーズ・クルーズ(ビデオ)
- セサミストリート(ビデオ)
- クリフォード(ビデオ)
- ドーラ(ビデオ)
- オックスフォード・リーディング・ツリー(CD付の英語絵本)
オックスフォード・リーディング・ツリー(CD付の英語絵本)は、翔さんが特にハマったシリーズだそうで、お母様はこんな面白い演出もされていたようです。
気をつけていたことは、新しいものを翔に見せるときの演出です。ふだんから、新しい物を買ってきたときは、すぐに奥に隠して、翔には見せません。新しい本に移るとき、1冊だけ出してきて見せます。「これは、やっと手に入れることができた、大事なご本ですよ」と言い、もったいぶって1冊ずつ渡すのです。セットで買って押入れの奥に100冊ほどあっても、そういったことを微塵も感じさせない親の演技力。「目の前の1冊」に集中しやすくするためです。
また絵本とCDのセットを使うときの方法も参考になります。
すぐにCDを聞き出すのではなく、まずは一緒に絵を眺め、「どんなストーリーなんだろうねえ」「あっ、ここに、こんなものが落ちてるね。どういう意味かなあ?」などと、たくさん話しかけるようにしました。翔も、「うーん。ここに、何か隠れているのかな」とか、その他、気づいたことを答えたりしていました(親子の会話は、当然、日本語です)。
いろいろ絵を堪能し、どんなことが書いてあるのか、ストーリーをああでもない、こうでもないと想像し、それによってさらに本の内容への興味をかきたてるのです。目の前の1冊に集中するついでに親子の会話も楽しめますし、絵からストーリーを想像したり、自分でストーリーを構築する練習にもなるので、一石五鳥くらいの効果があります。
そういった下準備ともいうべき遊びをしてから、それでは……と、おもむろにCDをかけると、親の目論見通り、絵本とCDの音に夢中になりました。反応の良さを見て、これほどORTを気に入るのなら、もっと早いタイミングで購入を決断するべきだったなと反省しました。新しい教材を購入するタイミングは、実に難しいです。
- CTP社の絵本 Learn to Read シリーズ約100冊とCD
- リタラシーリンクス(児童英語研究所)
公園、図書館、書店、博物館、水族館へのお出かけ
- 公園
- 図書館
- 国立科学博物館
- 西武園ユネスコ村、大恐竜探検館
- 水族館
- 博物館
日々の生活、遊び
- 「親子の会話」
- 絵を描く
- 迷路
- 切り貼り工作
- 粘土遊び
- 積み木遊び
- 鉛筆を並べて数を数える
- 1から100まで数字の書かれた100個の積み木を使って、数えながら遊ぶ
- マグネットを利用してさまざまな多面体を作る遊び
- パズル遊び
- 九九の歌を教える
- 両親がアメリカ人の先生に英語レッスンを受ける
渋幕中学校受験準備用
- 日本語学校、日本の国語教科書(1年から6年までの5社全部の教科書)
- 日能研「知の翼」
- Z会受験コース
- トリンカゲーム(学研)
- アルゴ
- 各種タングラムパズル
- 宮本算数教室
- 花札、将棋、チェス、麻雀
- 「科学と学習」(学研)
- 理科的な遊び
- 過去問
- 英検1級の問題集
- カナダの高校生用の英語統一試験の過去問題と対策用問題集
- SAT問題集
- 帰国子女アカデミーが出している問題
感想
いやー圧倒されました。
実際に使った教材が何かまで詳しく書かれている本は少ないと思うので貴重ですね。自分の娘が0歳のこの時期に出会えて良かったと思います。
そもそも乳幼児期にこれだけの教材を与えて勉強(遊びと書かれてますが)できることに、本当に驚きました。
しかも本文を読んだ印象では、ここに全部が載っているわけではなく、他にもいろいろな教材や本を使っていたようです。
これからわが子のためにどうしてあげればいいのか考えさせられました。
まずは今の調子で絵本の読み聞かせを続けていこうかな。