今さらですが、くわばたりえさんの『あなたが生まれてから』を読みました。
くわばたさんが「どうしても育児中のママに伝えたいこと」を絵本にしたのがこの本。
育児の理想と現実のギャップに悩む姿が私のような新米パパにとっては共感できる部分がたくさんありました。
「はじめに」の
長男に離乳食をあげる度に泣けてきた。
「食べてよ! なんでベェーッて出すの! 食べろ!」
長男の食事の時間が、苦痛で苦痛で仕方なかった。
というところはまさに今日うちであった出来事と同じ。
周りにはよく食べる子ばかりいるような気がするけど、離乳食を食べてくれない子だってけっこういるんじゃないか。そう思えるとちょっと救われるわけです。
仕事から帰ってきた旦那が
「泣いている顔もかわいいね」と言ったとき
(ふざけるな! どこがかわいいねん!)と心の中で叫んだ。
旦那と隊長がキャッキャと遊んでいる声に
イライラする。
わたしが昼間、楽しく遊んでいると思わんといてや!
昼間ずっと泣いてるんや!
生後すぐから3、4か月くらいの時期は、自分が会社に行っている間、昼間は妻一人でちぇぶちゃんを見てました。妻も「泣いてばかりでなかなか寝てくれない」とよく言ってたので、こんな状態だったはず。
この本は「ママたちへのメッセージブック」ということですが、むしろ昼間仕事で外に出ているパパこそが読むべき本だと思います。
ママが赤ちゃんと家で二人きりで過ごすということがどういうことか、よくわかるはずです。
それから絵本「パパからのメッセージ」がサイコーです。
くわばたさんの狙い通りわが子を抱きしめたくなりましたが、起こしたら妻に怒られるので、起きてからにしようっと。
目次
1 成長
素敵な人
階段
ボタン
育児が楽しい?
母としての成長
イタズラ
イヤイヤ期
ママ大好き
親として
2 悩み
絵本「赤ちゃんからのメッセージ」
信じる
環境
しんどいよな
かわいそうな人
電車
子どももひとりの人間
最低限
3 2人育児
絵本「お兄ちゃんからのメッセージ」
2度目の妊娠
入院中
退院の翌日
今だけは
二人目の育児
三角
お母さんの笑顔がいちばん
4 家族
絵本「パパからのメッセージ」
会話
手
わたしが生まれたとき
絵本「愛する子どもたちへ」
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