イクメンパパはエロ漫画家という怪しいタイトルの大人気ブログ(読者数2,000人以上)の管理人が、育児マンガを出版することになったと知り、私もイクメンの端くれとして、マンガを買って読んでみました。
この本を企画したエンターブレインの説明がわかりやすく、
ほぼ無職パパの激動育児コミックエッセイ!
“わがまま&わんぱく娘”・もっちゃんと“ほぼ無職パパ”・チンくんの怒濤の毎日!
「保育園で娘が男の子にキスをされそうに!」→パパ、狼狽!
「寝る時はパパの横、イヤ!」→パパ、絶望!
「無職脱却を目指してエロ漫画執筆に挑戦!」→パパ、新境地へ?
子どもと一緒に一歩ずつ――不器用パパ&わんぱく娘の成長日記。
大人気☆日記ブログ『イクメンパパはエロ漫画家』が待望の書籍化!
という内容です。
マンガを見た第一印象は、全ページカラーできれい、ということでした。
4コマ漫画中心で下にあるチンタさんのコメントも秀逸ですね。
チンタさんのお子さんのもっちゃんが女の子ということもあり、将来大きくなったときに「これがパパの本だよ」と見せるときのこともイメージして作られたのかなと思います。
本の中でも描かれていますが、もっちゃんが産まれたときチンタさんはほぼ無職状態だったということで、奥さんの収入があるとはいえ男として当時の感じたプレッシャーや焦りは相当なものだったのではないかと想像されます。
自分の娘は今1歳なので、これから2歳・3歳と成長していくときの様子がイメージできるのがうれしいですね。男親から見る女の子は本当にかわいいものです。
前半はもっちゃんの1歳から3歳までの成長記録が子どもならではの楽しいエピソードを交えて展開されます。
後半の5章「君を抱いた日」は、一転してもっちゃん誕生に至るまでの丸本さん夫婦の物語。苦難を乗り越えてもっちゃんが誕生するまでの感動のドラマです。
チンタさんが、産まれた赤ちゃんを抱っこして湧き上がってきたのはあきらめかけていた漫画をもう少し頑張ってみようという清々しい感情だったとあとがきにありました。私も一年前娘が産まれたときはちょうど仕事がつらいころでこの先どうなるか不安を抱えていたのですが、出産に立ち会って産まれたばかりの娘の泣き声を聞き、本当に小さい娘を胸に抱いたとき、「がんばらなきゃ」とふつふつと力が湧いてきたことを思い出してひとり涙しました。
子どもってすごいな。
親バカと言われますが、自覚はありません。 イクメンパパの奮闘日記