新米パパの子育てエブリデイ

元高校教師が2児のパパに!小1の娘は2026年中学受験予定。サピックスに楽しく通塾中。年少の息子はレゴデュプロ三昧。日々のあれこれを書いていきます。

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算数・数学教育のために乳幼児期からできること(その1)

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今、赤ちゃん時期からの英語教育についていろいろ調べています。

ただ将来どのような進路に進むとしても、英語だけでなく算数・数学も大切なことははっきりしています。(もちろん、ほかにもいろいろ大切なことはありますが。)

そこで、算数教育についてわが子のためにできることはあるのか、これから少しずつ調べてまとめていくことにします。

「さんすう適齢期」はいつか?

英語については子どもの脳が0歳から発達し続けていることもあり、0歳時点から英語をスタートしてもいいようですが、算数の場合は事情が異なるようです。

子どもの脳が発達する臨界期は0歳から6歳ぐらいに集中していると言われています。たとえば、母国語となる言語の習得は0歳から9歳くらいの間と言われていますし、絶対音感や運動能力も0歳から育ててあげることが可能とされています。

ところが、子どもの脳の発達からすると、数学的能力だけは0歳から、とは言えないようなのです。ですから、英語は「0歳からの英語」も可能ですが、残念ながら算数の場合「0歳からのさんすう」は、ちょっとむずかしいと言わざるを得ません。

算数ができる子の親がしていること (PHP文庫)  44ページ

英語と同様に0歳から始めるというわけにはいかないようです。

それでは、いつから始めればよいのでしょうか?

算数ができる子の親がしていること』の著者大迫ちあきさんによると、

自分の年齢が言えるようになることがスタートの合図

とのことです。

ちぇぶちゃんはまだ1歳になったばかり、もう少し待っていてもいいのかな。

さらに、さんすうのお勉強は何から始めればいいかというと、大迫さんによれば、

「小さい頃からさんすう環境の中にいて、五感でさんすうを体験」することが大切で、「幼児期は、英才教育的な算数の勉強より、実際の物を使って「体験」をたくさんさせてあげることから始めるべきとのことです。

これは具体的には、子どもに早くプリント学習をやらせたりしないということを意味します。

お母さん方には、「算数はむずかしいから、早くプリントをやらせて力をつけさせてあげたい」といった、ご自身の算数トラウマもあるのかもしれません。

でも、もしそうだとしたら、紙の勉強から入ってしまうのはかえって逆効果です。「まずはプリント」から入ってしまうと、大概の子は「プリントはむずかしい→つまらない→算数きらい」の負のスパイラルができてしまいます。

算数ができる子の親がしていること (PHP文庫)  58ページ

乳幼児期に具体的にどのようなことをするのか?

ジュニア算数オリンピック金メダリストのお母さんである和田聖子さんによると、

カレンダーにある数字を使い、「ゼロ」「イチ」「ニイ」「サン」という数字の呼び方と、0、1、2、3…と数字の呼び方と数字の形を覚えさせてみました。

「0(ゼロ)は、○○ちゃんのお目目さんみたいに丸いね~」

「2はあひるさんみたいだね~」

「3は、おさるさんのお耳みたいだね~」

こんな感じです。

「算数が得意な子」にするために親ができること 154ページ

とか、

赤ちゃんを過ぎた幼児期には、どこに行っても、「何才ですか?」と声をかけられる機会が多いものです。我が家の場合、カレンダーを使って「今、2歳○か月です」などと答えられるようにしておきました。○才に○か月を付け加えて答えると、相手の方はたいてお世辞で「すごいね」を褒めてくださいます。怜士はそれが嬉しくて、いつも「自分が何才と何か月」と考えていました。

そのうち、生まれてから何日経ったとか、次の誕生日まで何日あるかなどもカレンダーを見ながら考えるようになりました。

「算数が得意な子」にするために親ができること 155ページ

というような工夫をされていたそうです。

これくらいなら自分にもできそう !

毎日の遊びの中に少しずつ取り入れていきたいと思います。

算数ができる子の親がしていること

「算数が得意な子」にするために親ができること