関東の保育園の保育士を務めるてぃ先生による『ほぉ…、ここが ちきゅうの ほいくえんか』。
要点が簡潔にまとまっているAmazonの紹介によると、
フォロワー18万人超え! !
保育園児とのやりとりが“かわいすぎる! "と話題の
てぃ先生、初の書籍! 早くもメディアで話題沸騰!
子どもたちの鋭い視点にハッとさせられることってありませんか。
でも保育園では、それが日常茶飯事。男性保育士である著者は、そんな子どもたちの感性豊かな言動をメモしていました。それを
SNS、ツイッターで紹介しはじめ、あっという間に大人気に。
とのことです。
ついさっきてぃ先生 (@_HappyBoy) | Twitter のアカウントを見たら、フォロワー24万人超えてました。すごい人気ですね。
保育園の子どもたちの、子どもならではのかわいい言葉を集めたこの本の中にひっそりと載せられているコラムもいいです。
寝かしつけ、トイレトレーニング、読み書き、「怒り方、叱り方」、生活リズムの5つについて保育士の視点から親向けのワンポイントレッスン的なことが書いてあり、これなら子育てうまくやっていけるかも!?と勇気をもらえます。
特にトイレトレーニングについては、赤ちゃんの頃から『オムツ替えをトイレでする』ようにするとトレーニングをスムーズに進められるとの指摘があり、もう少し暖かくなってきたらうちでも試してみたいと思いました。
ちなみにてぃ先生は「子どもたちの感性豊かな言動をメモ」していてそれをもとにツイートしているということですが、これは何もしないで自然に子どもが面白いことを話すということではなく子どもの感性豊かな言葉を引き出す先生方の毎日の働きかけがあって始めて生まれたものだと思います。
このように子どもの能力を引き出す働きかけの重要性は、「ザ・ギフティッド 14歳でカナダのトップ大学に合格した天才児の勉強法」の大川翔さんのご両親の子育てと共通するものがあると感じました。
大川さんのお母さんは
脳と五感をいかに鍛えるかを考えて、ピアノは3歳から、空手は5歳から始めさせました。本の読み聞かせもよくやりましたし、夫も私も翔が保育園に通い始めた頃から一生懸命に話しかけるようにしていました。先生が連絡帳に書いてくださったことをネタに、祥がしゃべりやすいようにうまく誘導してやるのです。それも幼児語ではなく、きちんとした日本語で、です。
たとえば、「原っぱ公園で転んで怪我をしました」と書いてあれば、「今日は原っぱ公園に行ったのかな?」と誘い水をかけるといった調子。
と説明されています。こうした細やかな配慮によって、翔さんは、
2歳になる頃には、すでに8~9語の文章で話せるようになっていた
ということですから、子どもに対する親の毎日の働きかけがいかに大切かがわかります。
ちぇぶちゃんは1歳児ですが、絵本やおもちゃ、食べ物、ふとんや水道、お風呂、テレビさらにはゴミ箱といった身の回りのいろいろな物に対して興味を示しています。最近はお散歩のときにもよちよち歩きながら周りにあるいろいろな物に目をとめて指さしをしたり声を出したりするようになりました。まだ話せないながらも、つぶらな瞳を輝かせて何か伝えたくてしょうがないような感じに見えます。そんなちぇぶちゃんの伝えたい、話したいサインを見逃さずにうまく反応してあげたい。
まだ小さいから何もわからないだろうといった接し方ではなく、1歳児なりの興味・関心ややる気をうまく引き出して誘導していくような働きかけがもっとできるようしていけるようにしたいものだなと改めて考えさせられました。
これから読みます。