サピックス SAPIX 1年生の教材 デイリーサピックス が郵送で届いたよ。
先日、サピックス1年生の教材 デイリーサピックス 3回分が届きました。
この4月から小学1年生になった娘のちぇぶちゃんは、2月からサピックスに通塾中。
2月3月に予定されていた入学準備講座「もうすぐ1ねんせい」も楽しく通い(3回のうち1回は休講 → 補講)、4月からの本開講も親子で心待ちにしていたのですが…
新型コロナ感染症の影響で、残念ながら塾が休校に!
その代わりに、4月分の教材が送られてきたのです。
サピックスの入学準備体験講座「もうすぐ1ねんせい」を受講したときの様子については、ママがまとめてくれています。(2回分)
今回届いた教材は
- デイリーサピックス 小学1年 国語 2冊
- デイリーサピックス 小学1年 算数 1冊
- 小学1年 さんすう 基礎力トレーニング 5月号
でした。
これ以外に
- 2020年度中学入試 サピックス小学部第31期生 受験体験記
- 2020年度中学入試 サピックス小学部第31期生 親子で歩んだ受験の軌跡
- 中学受験ドキュメント&中学入試分析資料集
- 2020年度中学入試 入試問題分析
- さぴあ 4月号
- 2020年度 合格力判定資料
が同封されていました。
中学入試に関連した資料は、同じくコロナウイルスの影響で中止になった2020年度中学入試分析会で配られるはずだった資料だと思われます。
デイリーサピックス 小学1年 国語 算数
サピックス1年生は週1回授業。
4月は3回の授業が予定されていたので、その分の教材が送られてきました。(国語 2冊、算数 1冊)
メイン教材は、デイリーサピックスというテキスト。
算数は21ページ、国語1は14ページ、国語2は20ページというボリュームでした。
たとえば、算数はこんな感じ。
1問目「ボール つかみ ゲーム」は、問題文からゲームのルールを読み取り、各設問ごとにゲームの勝敗を判定させるという内容でした。
初っ端から小学1年生が解く内容としては、かなり高度な問題。
本来であれば、授業で先生や他の子どもたちと一緒に考えていくところ、今回は家で自分で解くことになります。
他にも、カードを見て数を推定する問題や合計から逆算して推定する問題、透き通ったカードを裏から見ると模様がどうなるか推定させる問題など、1年生ながら難しい問題が出題されていました。
国語のテキストはこんな感じ。
国語は、ひらがなはすでに読めるという前提で、比較的長文の問題が出題されていました。
こちらは、国語の2冊目。
テキストをざっと見たところでは、小学1年生といってもかなり難しい内容になっていました。
この内容を家で一人で自習、または親と一緒に勉強するのではかなりきついので早く授業が再開してほしいところ。
4月に休講になってしまう3回分の授業については、解説動画が配信予定とのことなのでまずはその動画配信に期待しています。
サピックスは1クラス15人から20人の少人数制。
対面授業が基本で、先生の「なぜ、そうなるのか」「なぜ、そう思ったのか」という問いかけに対して子どもたちが意見を発表し討論するスタイルです。
- サピックスで授業を受ける
↓ - 家庭で復習する
↓ - サピックスで授業を受ける
↓ - 家庭で復習する
…
というサピックスの授業と家での復習の繰り返しが相乗効果を生み、学力がアップしていくことになります。
入塾前の説明会では、講師の先生が
- 子どもの「やった」「できた」は信用できない
と説明されており、小学生が一人で勉強することの難しさを知りました。
成績上位の子どもですら、ゲームやおもちゃなど誘惑の多い「自分の部屋」にこもって自習させるのは危険だということです。勉強するなら親の目があるリビングなどでやらせた方がいいとのこと。この視点は目から鱗でした。
そのためサピックスは通塾して教室で学んでこそ意味があり、動画を見て勉強するというのではサピックスの良さが出せないのでちょっと厳しいのではないかと思っています。
入学準備講座を終えたちぇぶちゃんは、既にサピックスの授業を楽しみにしているのですが... 何といっても、まだ1年生になったばかり。
これから配信される動画の内容や今後のサピックスの対応を見ながら、通塾については考え直す必要が出てくるかもしれません。
今のような状況がこれから長く続く可能性や、これから先再び同じような状況になる可能性を考えると、中学受験を見据えた勉強法についてもじっくり考えていく必要があります。
これまで試行錯誤でやってきた知育と同じように、親子でタッグを組んで家庭で学ぶという選択肢も出てくるでしょう。
ちぇぶちゃんには、どんな状況においてもブレない、本物の力をつけてもらいたい...。