2021年10月11日(月)17時(日本時間10月12日0時)にスタートする 第18回ショパン国際ピアノコンクール第2次予選10月11日イブニングセッションのプログラムをまとめました。
日本から古海行子さんが日本時間10月12日0時から、ロシア・アルメニアからエヴァ・ゲヴォルギャン(EVA GEVORGYAN)さんが日本時間10月12日3時10分から登場します。
コンクールの演奏は YouTube でライブ配信されます。
第18回ショパン国際ピアノコンクール第2次予選 10月11日 イブニングセッション ワルシャワ・フィルハーモニーホール
ショパン国際ピアノコンクール 第2次予選 10月11日 イブニングセッション
古海行子 (日本) 17.00 – 17.40
ポロネーズ第7番 変イ長調 Op.61 「幻想ポロネーズ」 / Polonaise-Fantasy in A flat major, Op. 61
ワルツ第4番 ヘ長調 Op.34-3 / Waltz in F major, Op. 34 No. 3
ポロネーズ第5番 嬰ヘ短調 Op.44 / Polonaise in F sharp minor, Op. 44
舟歌 嬰ヘ長調 Op.60 / Barcarolle in F sharp major, Op. 60
[ショパン・コンクール2021・第2次予選]
— Yuko Kawai 河合優子 (@YukoKawai) 2021年10月11日
Yasuko Furumi 古海行子
Steinway 479
ポロネーズ fis-moll op.44、
厚い響きでも混濁せず、ペダルも適切。
テンポがとてもよく、曲を長いと感じさせない。
Polonez-Fantazja op.61 も長く感じず、
スケールが大きい。
“力強い”舟歌 Fis-dur op.60。
ALEXANDER GADJIEV (Italy, Slovenia) 17.40 – 18.20
前奏曲第25番 嬰ハ短調 Op. 45 / Prelude in C sharp minor, Op. 45
舟歌 嬰ヘ長調 Op.60 / Barcarolle in F sharp major, Op. 60
ポロネーズ第5番 嬰ヘ短調 Op.44 / Polonaise in F sharp minor, Op. 44
ワルツ第5番 変イ長調 Op.42 / Waltz in A flat major, Op. 42
バラード第2番 ヘ長調 Op.38 / Ballade in F major, Op. 38
[ショパン・コンクール2021・第2次予選]
— Yuko Kawai 河合優子 (@YukoKawai) 2021年10月11日
Alexander Gadjiev
Kawai
心地よく揺れ、美しく流れる舟歌。
見通しがよく、素晴らしい眺めで、希望の光が見える。
水の“動”と“静”。
溢れるアイディア。
大変に勢いのあるポロネーズ fis-moll op.44。
ただ予備予選の時とは印象が違う。
AVERY GAGLIANO (United States) 18.20 – 19.00
バラード第3番 変イ長調 Op. 47 / Ballade in A flat major, Op. 47
ノクターン ロ長調 Op.62-1 / Nocturne in B Major, Op. 62 No. 1
ワルツ第4番 ヘ長調 Op.34-3 / Waltz in F major, Op. 34 No. 3
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22 / Andante spianato and Polonaise in E flat major, Op. 22
[ショパン・コンクール2021・第2次予選]
— Yuko Kawai 河合優子 (@YukoKawai) 2021年10月11日
Avery Gagliano
Steinway 300
健康的。闊達。
安心。安定。
陰影を見るよりも
常にポジティヴな空気で満たされる。
MARTÍN GARCÍA GARCÍA (Spain) 19.30 – 20.10
ワルツ第2番 変イ長調 Op.34-1 / Waltz in A flat major, Op. 34 No. 1
バラード第3番 変イ長調 Op. 47 / Ballade in A flat major, Op. 47
即興曲第3番 変ト長調 Op.51 / Impromptu in G flat major, Op. 51
スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31 / Scherzo in B flat minor, Op. 31
ポロネーズ第6番 変イ長調 Op.53 「英雄ポロネーズ」 / Polonaise in A flat major, Op. 53
[ショパン・コンクール2021・第2次予選]
— Yuko Kawai 河合優子 (@YukoKawai) 2021年10月11日
Martin García García
Fazioli
イメージしているもの、理想、
目指していることがよく伝わる。
情景が見えるよう。
人懐こい、心のあたたかい音楽。
EVA GEVORGYAN (Russia, Armenia) 20.10 – 20.50
バラード第3番 変イ長調 Op. 47 / Ballade in A flat major, Op. 47
ワルツ第2番 変イ長調 Op.34-1 / Waltz in A flat major, Op. 34 No. 1
ワルツ第3番 イ短調 Op.34-2 / Waltz in A minor, Op. 34 No. 2
ワルツ第4番 ヘ長調 Op.34-3 / Waltz in F major, Op. 34 No. 3
ポロネーズ第5番 嬰ヘ短調 Op.44 / Polonaise in F sharp minor, Op. 44
[ショパン・コンクール2021・第2次予選]
— Yuko Kawai 河合優子 (@YukoKawai) 2021年10月11日
Eva Gevorgyan
Steinway 479
柔軟で強靭なテクニックと頭脳、優れた感覚。
伝える力が強い。
そして、今のところかなり“感覚的”。
早熟な才能、極めて恵まれた手指、鮮やかな技巧で
華麗なステージをつくりだす。
F-dur のワルツが大変に魅力的。
ショパンの名曲 ピアノの名曲 聴きどころ 弾きどころ2 (講談社現代新書)