「NHKおとうさんといっしょ」という番組には、子供を喜ばせるためパパがてっぱん技を披露する「てっぱんパパ」というコーナーがあります。「この技なら間違いなく自分の子にウケる」というてっぱん技を私も早く持ちたいのですが、まだあまりマスターできていないのが悲しいところです。今のところ、ブロック落としぐらいかな?
1歳5か月の赤ちゃんの笑いのツボ。レゴ・デュプロのCMに大爆笑(デュプロであそぼ ~ その8)
わが家では普段からなるべくたくさん絵本の読み聞かせをするように心がけていますが、ちぇぶちゃんはどちらかというと妻と一緒に絵本を読むのが好きみたいです。妻がオーバーアクションで面白おかしく読み上げるのに乗せられて、笑ったり奇声をあげたり、合いの手を入れたり……。妻の方が自分よりも長い時間ちぇぶちゃんと遊んで慣れているということもあるのでしょうが、私が同じ絵本を読んであげると微妙な反応だったりするので、妻が絵本を読んでちぇぶちゃんが楽しそうにしているとちょっとジェラシーを感じるときもありました。
そんなわけでまだてっぱん技も少ない新米パパですが、最近ようやく自分が読んでもちぇぶちゃんが爆笑する絵本を見つけました。
それは「おさかなちゃんの おいで おいで」。
この絵本の作者のヒド・ファン・ヘネヒテンさんは、ベルギー生まれで多くのベストセラーを生み出し、世界30か国以上で翻訳出版されているという人気絵本作家さんです。ちぇぶちゃんは1歳を過ぎたあたりからこのシリーズを良く読みたがるようになりました。
ちぇぶちゃんはツボにはまると同じ絵本を飽きるまで何度も読んで欲しがるのですが、ある時あまりにこの絵本をせがむので、すっかり声が枯れてしまった妻から「次はパパに読んでもらったら?」と突然のバトンタッチ。ちぇぶちゃん、まるでパパを試すかのようにこの絵本を差し出してきました。
最初のページ。
「…ちっちゃな おさかなちゃんが おひるねしています。
すや すや すう。すや すや すう。」
次のページです。
「ぱちっ。めが さめましたよ。」の部分。
「ぱちっ。」の読み方が面白かったようで、ちぇぶちゃんはゲラゲラ爆笑。
まぐれか? とも思ったので、もう一度トライしてみてもやはり爆笑。
それから何度も何度も読んで欲しがります。
「これで俺もひとつてっぱん技ができたぜ!」という感じでちょっと誇らしい気分に浸ることができました。
大人の自分から見るとツボがどこにあるのかさっぱりわからないのですが、赤ちゃんが見たり聞いたりして爆笑してしまう秘密が潜んでいるようです。
自分の読み聞かせも少し上手になってきたからかもしれません。
妻曰く、「この絵本で今までこんな反応を示したことはなかったよ」とのこと。ちぇぶちゃん、どちらかというとこれまではおさかなちゃんシリーズの別の絵本の方が好きだったそうなのです。
なんだかうれしい!
最近今まで以上に絵本が大好きになってきたちぇぶちゃん。これを励みに、より一層読み聞かせをがんばろうと思います。
おさかなちゃんの おいで おいで
▼おさかなちゃんシリーズについては、この記事が詳しいです。