噂には聞いていましたが、魔の2歳児のイヤイヤ期。本当にすごいですね。
わが家の娘ちぇぶちゃんの場合、自分で決めた通りに物事が進まないとひどく怒りだしたりします。
例えばオムツ替えのときは
- 親がオムツを持ってくると「イヤ!自分で取ってくる」と言ってわざわざ自分で取りに行く。
- パパがオムツ替えしようというと「ママじゃなきゃダメ」と泣き出して怒り出す。パパが替えると、ママにもう一度替えてもらうまで泣き続けることも。
- ママがオムツ替えするときも、オムツの前面にプリントされているイラストや文字を見て「なんて書いてあるかな?」「あれ?○○って書いてないね」「これはゾウさんかな?」と自分でつぶやいて納得してから初めて履かせてもらう。
- 体をクルクル回してなかなかオムツ替えをさせない。
といった具合。
お着替えのときは
- 脱いでいる途中の服を頭に引っ掛けてスタンドミラーの前に立つ自分の姿を(ママと一緒に)確認するまで脱ぎたがらない。本人はその(変な)姿を可愛い(面白い!?)と思っているらしい。
- 服を着る際、まず首のところから手を出してママにチュンとやってもらってからでないと着替えをしない。
- 着替えの途中に、脱いだ服を洗濯物入れまで持っていこうとする。
お風呂では
- デュプロのボートやブラシやコップ、じょうろで遊びはじめ、お風呂から出ないでずーっと入っていようとする。
- 服を脱いでこれから入ろうというタイミングで、突然「ママにチュン、ぎゅっとしてもらう」と言ってきかなくなり、泣きながらママのところに戻って何度もチュン、ぎゅっとしてからようやくお風呂に入る。
という感じです。
他にも、少しでも自分の思う順序で物事が進まないとかんしゃくを起こされ、お腹が大きい妻に抱っこを要求したりするので、本当に大変。
最近は、ちょっと前までは私が担当することが多かった歯みがきやオムツ替えやお風呂ですら、ママじゃないとダメ(ママと一緒じゃないとダメ)という状態になってきてしまいました。「ママやって~」「ママじゃないとダメ」「パパはイヤなの~」などと言われるたびに、新米パパの私はすっかり自信喪失気味です。
ただ、2人目の出産を3か月後に控えママの負担がこれ以上増えてしまうと危険ということで、ちぇぶちゃんのイヤイヤを少しでも和らげる方法をいろいろ考えてみました。
そして、思いついたのはわが家にあるたくさんのブロックを使って遊ぶ方法。
なんだそんなことかと思われるかもしれませんが、普通にブロックを組み立てたり、ごっこ遊びをするわけではありません。
レゴやLaQなどはブロックが小さくて2歳児にはくっつけるのが難しいので、一緒に組み立てようとすると、うまく付けられないことにイライラして逆効果になってしまいかねないからです。
ではどうするのかというと、すでに組み上げて完成したモデルからブロックを一つひとつ取り外していきます。くっつけるよりも外すのは易しいので、ちぇぶちゃんでも何とかできるし、なぜか取り外して袋に入れる(ポイする)ことがうれしいようなのです。
最近、試しにちぇぶちゃんと一緒にレゴやLaQで組み立てたモデルからブロックを一つずつ取り外す作業をしてみたところ、予想以上に集中してやってくれ大成功。
少なくとも、黙々とブロックを取り外している間は、イヤイヤすることもなく落ち着いていてやってくれました。「もっとレゴするの!」「もっとポイするの!」と止めたがらなくなってしまいましたが…。それでも、こうして少しの時間イヤイヤせず2人で過ごせるだけでも上出来です。その間、ママにはできるだけ休んでもらっています。
▼パパの趣味で揃えたLaQのティーレックスとレゴのダイノー
▼LaQは取り外すコツがだいぶつかめてきたようです。
▼四角の赤〇枚、三角の赤〇枚と数え遊びをすることもできます。ちぇぶちゃんは数をかぞえると落ち着くらしいということも、最近わかってきました。
▼レゴのブロック外しを使ってブロックを外すのは面白いみたいです。
イヤイヤ期のピークは恐らくまだまだこれからで、ブロックで遊んだからといって全てが解決できるわけではありませんが、ちぇぶちゃんの場合は、「ブロックを取り外す」という遊びが面白く、集中してやってくれる模様。
ママべったり状態からパパにも少しは気を向けてくれるよう、あと何回か試してみようと思っています。