2021年10月19日(火)18時(日本時間10月20日1時)にスタートする 第18回ショパン国際ピアノコンクール本選10月19日のプログラムをまとめました。
コンクールの演奏は YouTube でライブ配信されます。
エヴァ・ゲヴォルギヤン Eva Gevorgyan(ロシア、アルメニア)さんが日本時間10月20日3時30分から登場します。
第18回ショパン国際ピアノコンクール本選 10月19日 ワルシャワ・フィルハーモニーホール
ショパン国際ピアノコンクール 本選 10月19日
J J JUN LI BUI (Canada) 18.00 – 18.40
ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11 / Concerto in E minor, Op. 11
Allegro maestoso
Romance. Larghetto
Rondo. Vivace
[ショパン・コンクール2021・本選]
— Yuko Kawai 河合優子 (@YukoKawai) 2021年10月19日
J J Jun Li Bui
e-moll op.11
Kawai
息継ぎの場所が不規則というか、
しばしばフレーズの途中になる。
第1楽章提示部、cis-moll の部分が美しい。
ALEXANDER GADJIEV (Italy, Slovenia) 18.40 – 19.20
ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21 / Concerto in F minor, Op. 21
Maestoso
Larghetto
Allegro vivace
[ショパン・コンクール2021・本選]
— Yuko Kawai 河合優子 (@YukoKawai) 2021年10月19日
Alexander Gadjiev ①
f-moll op.21
Kawai
気高く、涙で濡れた音楽。
ピアノの響きが本当に美しい。
ショパンの響き。
[ショパン・コンクール2021・本選]
— Yuko Kawai 河合優子 (@YukoKawai) 2021年10月19日
Alexander Gadjiev ②
第1楽章展開部、彼は一瞬不安だったかもしれないが
ボレイコとワルシャワ・フィルなら心配ない。
大らかかつ
ショパンの繊細極まりないアゴーギク、ルバートを
瞬時に感じ、吸い付くように奏で、ともに呼吸する
優れた感受性のオケだから。
アレクサンドル・ガジェヴ、ピアノを弾く哲人のよう。大会通して彼が提示する音楽から多くを考えさせられた。楽譜のあらゆる問いかけに心尽くし、指先から回答を導き出す。2曲とも第1楽章にmaestosoと書かれているショパンの協奏曲だが、感傷的に響く第2番がなぜmaestrosなのか。冒頭から唸らされる。
— 赤松林太郎|𝐑𝐢𝐧𝐭𝐚𝐫𝐨 𝐀𝐤𝐚𝐦𝐚𝐭𝐬𝐮, 𝐩𝐟 (@officelaparade) 2021年10月19日
MARTÍN GARCÍA GARCÍA (Spain) 19.50 – 20.30
ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21 / Concerto in F minor, Op. 21
Maestoso
Larghetto
Allegro vivace
[ショパン・コンクール2021・本選]
— Yuko Kawai 河合優子 (@YukoKawai) 2021年10月19日
Martín García García
f-moll op.21
Fazioli
幸福感の象徴。
第2楽章、きらめく星空。
協奏曲 e-moll op.11 (とくに第2・3楽章)も聴いてみたい。
マルティン・ガルシア・ガルシアの魅力は音楽への愛。征服や覇権、誇示、勝利といったものと無縁の、カンタービレの力をただただ信じている。彼の手の中に楽器が美しく収まっていて、ファツィオリが持つ音色の酸いも甘いも、ショパン讃歌のためだけに捧げられている。こういう第2番が聴ける幸せよ!
— 赤松林太郎|𝐑𝐢𝐧𝐭𝐚𝐫𝐨 𝐀𝐤𝐚𝐦𝐚𝐭𝐬𝐮, 𝐩𝐟 (@officelaparade) 2021年10月20日
Garcia Garcia、従来のショパン像と違うとか、上半身と左脚が暴れすぎとか、3階バルコニーまでオケに負けずに聞こえる鼻歌とか、そんなものを圧倒的に吹き飛ばすとんでもない魅力がある…!
— 沢田蒼梧 Sohgo Sawada (@Sohgo_Sawada) 2021年10月19日
音がその場で生命に変わり、歌い踊っているのを見てる、そんな感じ。絶対来日してほしい!お願いします!!!
EVA GEVORGYAN (Russia, Armenia) 20.30 – 21.10
ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11 / Concerto in E minor, Op. 11
Allegro maestoso
Romance. Larghetto
Rondo. Vivace
[ショパン・コンクール2021・本選]
— Yuko Kawai 河合優子 (@YukoKawai) 2021年10月19日
Eva Gevorgyan
e-moll op.11
Steinway 479
ステージでの圧倒的な輝き。
しなやかでみずみずしく鮮烈で
燦然と輝く早熟の才能。
ピアノもオーケストラも、水を得た魚のよう。
審査員も拍手。
ショパン国際ピアノコンクール本選2日目
— 下田幸二🐕 (@kojiego) 2021年10月20日
Eva Gevorgyanエヴァ・ゲヴォルギヤン:協奏曲第1番
ショパンに寄り添う精緻な読譜と正統なる解釈、清潔でノーブルな音、鋭敏なタッチ、息の長いカンタービレ、最高のピアニスティックな能力。17歳の偉大なる才能‼️👏👏👏👏👏👏👏🐕✨🇵🇱🌃 pic.twitter.com/MorLVRmpqs
"推し"エヴァちゃんの瑞々しさは大会一。Facebookで検索したら共通の友達が百名程。中には審査したりマスタークラスに参加した子たちも。ヨーロッパでジュニア部門からコツコツ受けている10代には大きな刺激だろうなあ。ママ同士が繋がっているのは何処も同じ。世界はますます狭くなった! https://t.co/7iBqEj3i0v
— 赤松林太郎|𝐑𝐢𝐧𝐭𝐚𝐫𝐨 𝐀𝐤𝐚𝐦𝐚𝐭𝐬𝐮, 𝐩𝐟 (@officelaparade) 2021年10月16日
ショパンの名曲 ピアノの名曲 聴きどころ 弾きどころ2 (講談社現代新書)