新米パパの子育てエブリデイ

元高校教師が2児のパパに!小1の娘は2026年中学受験予定。サピックスに楽しく通塾中。年少の息子はレゴデュプロ三昧。日々のあれこれを書いていきます。

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子どもに英語で語りかけよう!「ベビートーク」のご紹介

〈景品表示法に基づく表記〉この記事内には商品プロモーションを含みます。

この週末は、ちぇぶちゃんが眠っている間にいろんな本や雑誌などを流し読みしています。何冊か紹介できればと思います。

 

最近あまり書いていませんでしたが、わが家の英語子育て、細々と続けています。

先日妻がたまたま見つけて「この先生の本を持ってる!英語子育ての本書いてたんだ!?」と驚き、見落としていたことを悔しがりながら(そんな必要はないのに…さすが語学オタク)手に入れてくれていた「ベビートーク」という本もその中の一冊。CDもついています。

この手の本は英語子育てを頑張っていらっしゃる・成功されているママさんによるものが多いと思いますが、こちらはすでに英語教材を多数執筆されているプロの先生(ママでもいらっしゃるようです)と日本在住経験もあるネイティブの大学准教授(この本が書かれた2008年の時点)による共著であることが特徴的だと思います。

著者の小島加奈子さんはケンブリッジ大学教育学部修士課程を修了されていて、研究テーマは「外国語教授法」だそうです。

この本の特徴を簡単に挙げてみます。

子どもの発育段階に応じた子育てにおける語りかけ英語表現が載っていること。0歳から6歳のお子さんへの語りかけを想定しているようです。

そして、発育段階におけるさまざまな場面ごとの語りかけが載っていること。場面分けが細かく、使ってみたい表現も多いです。

巻末に育児用語リストが載っていることもうれしいところです。

 

素晴らしいのはCDです。本文の英語部分のみ自然な速さで収録されています。落ち着いた女性の声だけでなく男性の声が入っているのも新米パパにはうれしいポイント。各シーンにパパの存在がしっかり想定されているのです。

小島加奈子さん 語りかけの子育て英語表現「ベビートーク」

以下は出版社の紹介ページからの引用です。

紹介

子どもの発育段階(0~9か月頃/9か月~3歳頃/3~6歳頃)に応じた子育てのさまざまな場面で使える語りかけの英語表現を集めました。紹介した表現はネイティブ・スピーカーによってすべて付属CDに吹き込まれています。0歳から6歳までのお子様を持つ親御さんはもちろん、出産を控えた方、乳幼児の英語教育に関心のある方にもおすすめいたします。
前書きなど

《はじめに》
 「自分の子供が英語を理解できたら、どんなに素敵かしら」…そう思う親御さんはとても多いことでしょう。この本を手に取られたお父さん、お母さん----今どんなお気持ちですか?
 「はたして自分に英語での語りかけや教育なんてできるかしら」と不安に思われているのではないでしょうか?
 でも、どうかご安心を。皆さんの心強い味方になれるよう、本書ではなるべく基本的な語を使用しています。また皆さんが正しい発音を習得できるよう、本書に掲載のすべての英語表現の音声を収録したCDもついています。日常のさまざまな場面で英語を使うことにより、お子さんと一緒に楽しく英語を覚えてくだされば幸いです。毎日少しずつコツコツと…それが上達するための秘訣です。

 今回、共著していただきましたTrader先生、コラムの一つを執筆いただきました私の20年来の友人Susan Freelandさん、本当にどうもありがとうございました。また、前作『えいごであそぼう!』に引き続き、本書の企画から出版に至るまで、力強いサポートとご助言をくださいました(株)語研の本堂もも子様に心より御礼申し上げます。
 小島 加奈子

The world is increasingly becoming a smaller place, and for better or worse, English has become the de facto international standard language. Bringing up children fluent in English as well as in Japanese helps to create good global citizens that can work and travel anywhere on the planet. This book, Baby Talk, was written with the goal of helping Japanese parents or future parents bring up bilingual children from the time the baby is born until around the age of 6. Children ages 0 to 6 are most heavily influenced by their parents, and thus if the mother and father use both Japanese and English, then the child is likely to follow suit. Best of wishes to all the parents who use this book!
 Robert J. Trader

【訳】
 世界中のどの国とも交流しやすい時代となった今、英語はどこに行っても通用する言語になってきています。日本語と同じように英語も話せる子供を育てることは、地球上のあらゆる場所で働いたり、旅行したりすることができるすばらしい国際人の育成に役立ちます。本書『ベビートーク』は、日本人の親御さんやこれから親になる予定の方々が、生まれてから6歳になるころまでの子どもたちにバイリンガル教育をする手助けができるよう執筆しました。0歳から6歳までの子供は両親からもっとも強い影響を受けます。だからこそ、もしお母さんやお父さんが日英両語を使っていれば、その子供もそれを聞いて言語を習得しやすくなるのです。この本をお使いいただくすべての親御さんのご成功をお祈りいたします。(ロバート・J・トレーダー)

ベビートーク(はじめに) - 語研

 

各章末のコラムも充実しています。

  • 根気強い語りかけの重要性
  • 発音の指導と反復練習の役割
  • 1歳で50語を話した女の子
  • 言語を教える際に注意したいこと
  • 表情、ジェスチャー、声のトーン
  • モチベーションの大切さ
  • 日本における英語教育
  • 子どもからのレスポンス
  • 英語教室の選び方
  • パパ、ママの英語強化方法!!

中でもこれは興味深かったです。

1歳で50語を話した女の子

California州Santa Mariaにお住まいのCalistaちゃんは1歳6か月検診で語学能力が非常に高いと診断された3歳の女の子です。ママであるSusan Freelandさんの教育方針を伺いました。

「娘に言葉を教える際、過度に赤ちゃん言葉を使わず正確な語彙と発音で根気強く語りかけるよう気を配りました。赤ちゃん時代には我が家のネコにも興味があり、最初に発した語もCat。動物以外にも食べ物にとても興味があったので、実物や写真を見せては積極的に語彙を教えました。小児科の先生には1歳6か月で話せる英単語はわずか10単語程度と伺っていましたが、娘はその年齢ですでに50語以上も話すことができ、先生から言葉の能力が非常に優れているという診断をいただきました。それ以降は爆発的に語彙が増えていき、3歳になった今では自分でお話を作るほどに正確で完成した英語を話すようになっています。」

 

英語語りかけの本も随分増えてきました。今のうちに目や耳や口から体全体まで、使える器官はすべて使って自分の中にいろいろな表現をストックしておこうと思います。

ベビートーク

小島加奈子さんの他の本など

日常英会話表現4000

最強の英語ボキャブラリー1700語

共著といえば、ネイティブママと日本人ママによるこんな素敵な本もあります。

子どもを英語でほめて育てよう


親子英語本の新刊『子どもを「英語でほめて」育てよう』はおすすめです - 新米パパの子育てエブリデイ

 

読んだり付属のCDをかけ流して聴いているだけでポジティブな気分になってくるから不思議です。自分が褒められているような感じになるからかも?

英語の本ばかりではないのですが、妻はいい本を見つけてくるのがとても上手なのでいつも感心してしまいます。