新米パパの子育てエブリデイ

元高校教師が2児のパパに!小1の娘は2026年中学受験予定。サピックスに楽しく通塾中。年少の息子はレゴデュプロ三昧。日々のあれこれを書いていきます。

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ドラマ『下町ロケット』第8話の感想(ネタバレあり)

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12月6日(日)放送のTBSドラマ『下町ロケット』第8話の感想です。

第8話の内容

佃製作所が手がけるプロジェクトは、帝国重工へ納品するロケットエンジンバルブと人の心臓に直接埋め込む人工弁開発のガウディ計画。

ロケットエンジンバルブは、サヤマ製作所が横取りを企み佃製作所とコンペが行われることに。ロケットエンジンバルブは佃製作所のまさにコアビジネス。これを奪われてしまえば会社の存続すら危うくなります。

コンペに備え、佃製作所は社員一丸となって準備を進めます。ところが、突然帝国重工の富山(新井浩文さん)から、燃焼試験の日取りを一週間早めてほしいと佃(阿部寛さん)に連絡が入ります。冷たい対応の富山に佃は猛然と抗議しますが、日程を戻すことはできず、短縮されたスケジュールでコンペに臨むことになってしまいます。

サヤマ製作所を脅威に感じていた佃は財前(吉川晃司さん)を工場に招き、現在開発中の「シュレッダー」技術を用いた試作品を見せます。この技術は画期的なもので、佃と財前は帝国重工と佃製作所による共同開発をしようと意気投合します。佃は財前に共同開発の条件としてガウディ計画への資金援助を提案し、財前も前向きに検討すると約束します。

コンペまでの厳しいスケジュールで佃製作所社内には暗雲が立ち込めますが、社員たちの頑張りで新型バルブを完成させます。その後実施された佃製作所製バルブを使った燃焼試験はかつてない素晴らしい数値を計測し大成功。その報告を受け、佃製作所社内は盛り上がります。

一方、その後に行われたサヤマ製作所の燃焼試験も佃製作所より数値では劣るものの成功。この両者の試験結果を受けて、帝国重工内でコンペが行われます。財前は性能が優っている佃製作所製を採用すべきと主張しますが、帝国重工のキーデバイス内製化とも一致する共同開発の方針が功を奏しサヤマ製作所製バルブの採用が決定してしまいます。この連絡を受け、佃は社内の優秀な技術力を生かすだけの知恵が自分になかったからだと社員に謝罪します。

帝国重工の後ろ盾を失った佃製作所は、人工弁開発のガウディ計画を継続する余力がなく開発を中止するかと思われましたが、別の方策を検討し計画継続の道を探ることになります。

これと時を同じくして、サヤマ製作所が手がける人工心臓開発・コアハートの臨床試験が開始されます。ところが、その記念すべき一人目の患者・小西(児島功一さん)の容態が急変し、死亡する事態に。このコアハートに使用される部品の一部にはかつて佃製作所の社員だった中里淳(高橋光臣さん)が社内から盗んだ山崎(安田顕さん)の設計データが使用されていました。

ロケットエンジンバルブはこのままサヤマ製作所製バルブが採用されてしまうのでしょうか?コアハートの医療事故はどのような顛末を迎えるのでしょうか?ガウディ計画は果たして成功するのでしょうか?

これからどうなるのか目が離せなくなる第8話でした。

第9話予告

いよいよ臨床試験が開始された貴船(世良公則)の「コアハート」だったが、その記念すべき一人目の患者・小西(児島功一)の容態が急変し、死亡。貴船は「初期対応に誤りはあったにしろ、コアハートに問題は無かった」と結論付け、責任を弟子の巻田(横田栄司)に負わせ、臨床試験の再開を目論む。
一方、技術面では勝りながらも、人工心臓に続きロケットエンジンのバルブ供給までも、サヤマ製作所に横取りされてしまった佃(阿部寛)たち。もはや“ロケット品質”を名乗れなくなってしまった佃製作所は、取引先から取引縮小の連絡が相次ぎ、会社は岐路に立たされていた。そんな佃製作所にある日、咲間(高島彩)という女性が現れ、当事者しか知りえない「コアハート」について、佃や山崎(安田顕)に意見を求める。一体、その真意とは!?

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下町ロケット2 ガウディ計画

直木賞受賞作に待望の続編登場!

その部品があるから救われる命がある。
ロケットから人体へ――。佃製作所の新たな挑戦!

ロケットエンジンのバルブシステムの開発により、倒産の危機を切り抜けてから数年――。
大田区の町工場・佃製作所は、またしてもピンチに陥っていた。
量産を約束したはずの取引は試作品段階で打ち切られ、ロケットエンジンの開発では、
NASA出身の社長が率いるライバル企業とのコンペの話が持ち上がる。
そんな時、社長・佃航平の元にかつての部下から、ある医療機器の開発依頼が持ち込まれた。
「ガウディ」と呼ばれるその医療機器が完成すれば、多くの心臓病患者を救うことができるという。
しかし、実用化まで長い時間と多大なコストを要する医療機器の開発は、中小企業である佃製作所に
とってあまりにもリスクが大きい。苦悩の末に佃が出した決断は・・・・・・。
医療界に蔓延る様々な問題点や、地位や名誉に群がる者たちの妨害が立ち塞がるなか、佃製作所の新たな挑戦が始まった。

日本中に夢と希望と勇気をもたらし、直木賞も受賞した前作から5年。
遂に待望の続編登場!

下町ロケット (小学館文庫)