ちょっと前の「積み木の世界、こんなに奥が深いとは…。」という記事を書いた後も積み木についていろいろ調べてみて悩んだ結果、まずはアルビスブランの積み木を買うことにしました。
安い買い物ではなかったので、ああでもないこうでもないといろいろ考えて購入に至った経緯をメモしておくことにします。
「童具館」の積み木
「童具館」の和久洋三さんによると
和久さんは初めて与える積木として、積木の基本である立方体と直方体をすすめている。素材はできるだけ重さのある、塗装されていない無垢の木がいいとのこと。「すべすべとした肌触りでずっしりとした手ごたえのある積木に子どもたちは愛着を感じます。また、最初は、積木を身のまわりの物に見立てる『見立て遊び』がはじまるので、できるだけ色々に想像ができる無色(白木)で単純な形のものを選んであげるといいでしょう」。見立て遊びの例として、男の子であれば電車や車、女の子であればままごとの食器や携帯電話などから遊びが広がっていくとのこと。(子どもが夢中で学ぶ! 年齢別で見る積木の遊び方 (1) 積木を通じて世界を知る。~1歳半の積木の世界 | マイナビニュース)
とのことで、はじめは無色(白木)のものがいいらしい。
おそらく本音では「童具館」の童具館 WAKU-BLOCK45H0などの積み木がいいと言いたいのでしょうが値段を見てビックリ !
高級すぎるというのと基尺4cm のものにしようと思っていたため保留にしました。
小さな大工さんの積み木
前回も参考にさせていただいた[我が家流積木の選び方] by 読んで歌って歩いて子育てというブログの中で紹介されていた小さな大工さんの積み木。
個人的にはこういう手作りっぽいのが大好きです。
読んで歌って歩いて子育てさんの積み木選びのポイントによると
色:…あらゆる色に頭の中で変換できる(!)白木がいい
基尺:…「ビー玉の転がる道を作る」タイプの積木との組み合わせも意識して…て4cm
形:…最初は基本の立方体+レンガ型を揃える
面取り:…積みあげたときの美しさ・一体感が際立つので…面取りは極力少ないもの
ということで、これらの条件に合うのが小さな大工さんの積み木でした。
私が取り寄せたサンプルの積み木も、木と木が吸い付くような感じがするほどぴったりする積み木で非常に魅力的なのですが、積み木の大きさと形の組み合わせをどうすればいいか迷ってしまいもう少し探してみることにしました。
この後積み木を買い足すことになったらここの積み木はちょうど良いかもしれません。
フレーベル積み木
積み木を考案したフレーベルの理論に基づくデュシマ社のフレーベル積み木。
ドイツの幼稚園ですでに75年以上も使われてきたというこの積み木(参考 Toy makers Dusyma)は、非常に美しい積み木だと思いますが、基尺 3.3cmと小さめで3・4才からのごっこ遊び用積木とされていることから(百町森:おもちゃ:フレーベル積み木)、まだ早いのかな?と思い今回は見送りました。これは最後までかなり迷いました。
デュシマ社といえばこの宝石のようなジュエルドミノ、いつか欲しい。
このリンク先のAND CHILDさんのページでは、倒すドミノゲームではないドミノゲームについて説明があります。
上記のほかにもいろいろ調べていくうちにHABA社、ネフ社、GRIMM'S社などなど、良さそうなブランドのものが出てくる、出てくる… 興味深いので今後もまとめていこうと思います。
そんな中、我が家のファイナルアンサーは…
アルビスブランの積み木
結局いろいろ調べた結果、最初に買う本格的な積み木はアルビスブランのものにしました。
決め手となったのは
【プロが選ぶ「遊びがあふれ出る積木」】
長男も次男もこれで育ちました。
何世代でも遊べます。…
1歳のときには数ピース遊べれば十分。
親しませればそれでいいのです。
という木のおもちゃカルテットさんのアルビスブランの紹介文や、アルビスブランの積み木はいろいろなお店で「出産祝い」・「誕生祝い」などプレゼント用として勧められていることでした。
Dusyma、Albisbrunnの積み木、人気のおすすめ積み木。積み木の選び方特集/AND CHILD -Living&Life-
つまりアルビスブランの積み木は
- プレゼント用になるほどいい積み木である
- 積み木のプロが自分の子どもに与えている
ということになるわけですね。
自分の子にはできるだけいいものをプレゼントしたい。しかも積み木のことを知り尽くしたプロが一番大切なわが子に実際に与えている…。
それならアルビスブランで決まりじゃないかと思ったわけです。
実際には「りとるまみい」さんというお店で買ったところ、こんなにきれいに包んでくれました。
開けてみたときのちぇぶちゃんの反応がこちら。
「何かすごいものが届いたぞ」という感じでうれしそうにしていました。
箱を開けてみるとふわっと木の香りがしてきます。何かこう、とてもあたたかみのある感触とでもいいましょうか… 初めてのものには結構慎重に近づいていくちぇぶちゃんですが、これは自分からどんどん触って手触りの良さを楽しんでいるようにみえました。
積んだり並べたり、立ててみたり。おままごとの食材と一緒にいじってみたり。ちぇぶちゃんにはこの積み木、どんな感じに見えているのかなぁ。
アルビスブランの積み木はこのように面取りがしっかりされていて本当に美しいです。
薄い色のブナと、濃い色のカエデの2種類の素材が使用されていてとてもきれいです。
とにかく、大人の自分が手にしてもワクワクしてしまうような積み木です。
もうすぐ仕事がひと山越えそうなので、ちぇぶちゃんとこの積み木でたくさん遊ぶ時間を作ろうと思っています。
追記
1歳9か月時点でこんな風に積んで遊んでいます。