日曜日の夜9時から放送中の『下町ロケット』。
第5話 11月15日 20.2%、第8話 12月6日 20.4%、第9話 12月13日 18.2%と高視聴率を記録している大人気ドラマです。(下町ロケット最終回視聴率どこまで伸びる? 他局編成に注目│NEWSポストセブン)
『下町ロケット』は、12月20日(日)よる9時から最終回が放送されますが、なんと同日に2本の特別番組も放送されるそうです。
特別番組の1本目は『今夜スカッと大逆転!「下町ロケット」ガウディ計画編 完全ダイジェスト』(12月20日(日)午後2時~5時)でドラマ後半ガウディ計画編のダイジェスト。まだドラマを見たことがないという方は、このダイジェストを見ておくと最終回をより楽しむことができますね。
特別番組の2本目は『超緊急特別ドラマ企画「下町ロケット」〜最終章』(12月20日(日)よる7時~9時)。
前回の第9話放送時にこの特別番組の放送が急遽決まったと発表されていました。ダイジェスト的な内容だけかと思ったら
- 殿村の決意…柳井融資課長との対決再び!
- 佃の娘・利菜の彼氏“マサヒコくん”とは一体誰?
- 水原本部長が暗躍…あのシーンの裏側が明らかに!
- 山崎&唐木田・佃に内緒の福井の夜…
といったサイドストーリーが新しく放送されるようです。
これは気になります。
ちなみに最終回の撮影の様子がスポーツ報知で報道されています。
佃(阿部)VS椎名(小泉)。2人のラストバトルが最後に残されたシーンだ。台本26ページ分の膨大なセリフが用意されていた。お互いの過去、因縁、技術者としてのプライド、あらゆる感情を爆発させる。ストレートなセリフの応酬だが、感動的なフレーズが盛り込まれ、胸を打つ。シーンを数個のパーツに分けて撮影するのだが、1つのシーンを角度を変えて何度も撮る。8回も9回も。スタッフには妥協を許さない緊張感が漂っていた。
休憩時間。2人に会話はない。阿部が物思いにふけるように辺りをゆっくり歩いていたのに対し、小泉はじーっとイスに座り集中力を高めていた。阿部が語尾に力を込めて怒号を響かせれば、小泉は腹の底から、ふつふつと沸き起こる怒りを静かに吐き出す。俳優として脂が乗りきっている阿部に、初めて悪役を演じる小泉が必死に食らいつく。
午前1時半の終了予定は大幅に延長され、終わったのは午前4時半。久々の徹夜となったが、2人の演技に引き込まれ、全く眠気は感じなかった。クランクアップの瞬間、阿部は「命を削って作った作品。最高の結果を残せたと思います」と語り、目には光るものがあった。疲れているはずなのに、その表情は、すがすがしさに満ちていた。小泉は「こんなに長く濃い1か月半は、経験したことがない」と充実感を漂わせていた。
特別番組はともかく、最終回は見逃せません。
ただ、同じ時間帯にFIFAクラブワールドカップ決勝「リバープレート×バルセロナ」も放送されるんですよね。これは悩ましいなあ…。