- このページでは、チャレンジタッチ(進研ゼミ小学講座のタブレット教材)を先取り受講した実体験と先取り受講をおすすめする理由をまとめています。
一般的に先取り学習といえば、公文式のイメージが強いように思います。わが子に学ばせるか相当迷いましたし、実際私の娘の周りにも、公文式に通われているお子さんが多いです。
ただ、昨今のコロナウイルスの影響により、学びの環境は大きく変わりました。
コロナウイルスの感染拡大により、外出自粛が求められて学校や塾が長期間休校という事態になってしまうと、これまでの対面授業中心の仕組みでは、いつまた勉強が中断してしまうかわからないという状況になってきました。
そんな中、例えばチャレンジタッチのような通信講座やオンライン講座なら、自宅に居ながらにして学びを継続することができます。
娘はすでにチャレンジタッチを受講していたため、休校期間中も変わらずに学習を継続することができました。
家庭学習の一環として学んでいるチャレンジタッチは、動画やアニメーションでわかりやすく学習内容を理解することができ、子どもひとりでも学べる(もちろん親と一緒にも学べる)ので、全てのお子さんにおすすめです。
今後、再びウイルス感染が広がってしまうことによって学校や塾がお休みになってしまう事態になる可能性も鑑みると、学びの選択肢の一つにタブレット学習などの通信講座を入れておくと安心できそうです。
春の休校期間中にはチャレンジタッチやRISUなどのオンライン講座の申込みが殺到し、欠品が発生したこともあったようです。スムーズに受講を開始できる今のうちにスタートをきっておくと、万が一の事態が起こっても安心です。
チャレンジタッチとは?
チャレンジタッチとは、進研ゼミ小学講座のタブレット教材。
教科書を開き、ノートに書き込む代わりに、タブレット上で答えをタッチしたり書き込んだりして学習していきます。
▼学習内容がタブレットにつまっています。
▼タブレットの画面上に学習内容が表示されます。動画、アニメーションや音声による解説を視聴したり、問題を解いたりすることができます。
年長でチャレンジタッチを先取り受講
わが家の娘 ちぇぶちゃんは、現在小学1年生。
2歳前半の早い時期から知育を始めて学習がかなり進んでいたこともあり、年長さん(5歳後半)から紙の教材とあわせてチャレンジタッチを受講し始めました。
▼通信講座の受講状況を図にしてみました。初めは、チャレンジ1年生(紙の教材)とZ会小1(紙の教材)を受講して様子を見ていましたが、いろいろ検討した結果、途中からチャレンジタッチ(タブレット教材)2年生に切り替えています。(2年先取り受講)
ちなみに、年中さんまでは紙の教材オンリーで学習していました。
年長さんの途中から、チャレンジタッチなどのタブレット教材を併用し始めました。
年長から始めたタブレット教材
- そろタッチ
- チャレンジタッチ
- RISU算数
チャレンジタッチを始めた理由
チャレンジ1年生(紙の教材)はよくできており、娘も楽しく受講していたので、教材に特に不満があったわけではありません。
ただ、1年生の学習内容では娘には少し簡単すぎた ⇒ もう一学年先取り受講してみようか(させてみたい)ということで、チャレンジタッチを検討しました。
学年が上がって学習内容が高度になった場合、まだ未就学児の娘には、おそらく紙の教材よりはタブレットの方がとっつきやすいのではないかと考えました。
遊びの延長という感覚で学べる
娘は2歳前半から知育していましたが、姿勢を正してピシッと「勉強」に取り組むというよりは、あくまでも遊びやゲームをするのと同じような感覚でプリントや教材に取り組んでいました。(これがここまで続けられた秘訣かも!?)
チャレンジタッチは、電源をつけるとすぐに楽しい音楽やアニメーションが始まり、遊びの延長のような感覚で楽しく学習に取り組むことができます。
紙の教材と比較すると、タブレットの方が子どもの興味を惹きつけてスムーズに学習を始められると思います。
タブレット教材 | 紙の教材 |
---|---|
電源ONで すぐに学習開始できる |
やる気になるまで 始められない |
動画とアニメーションの解説で学習内容がわかりやすい ⇒ 先取りできる&子どもひとりでも学べる(親と一緒でも楽しく学べる)
チャレンジタッチは、各単元について動画やアニメーションの解説がついています。この解説を視聴すると、学習内容についてわかりやすく学べるため、子どもひとりで学ぶことができます。
子どもひとりで学ぶのがまだ難しいような場合には親がそばについて学ぶことになるかと思いますが、親が見ても新鮮で楽しめる内容になっています。
まさに「(自分が)子どもの頃、こんな学習をしてみたかった!」という感じ。
また、チャレンジタッチの内容は教科書に対応した基本的なレベル(応用・発展問題もあり)になっているので、先取り受講にも適しています。
- 小1では、ひらがな・カタカナの読み書きや、10まで数える、簡単な合成・分解など基本的な単元からスタートするので、年長さんでもそれまでの知育の延長で取り組める内容だと思います。
▼チャレンジタッチ小1 算数、国語の1学期のカリキュラムです。教科書タイプ別に分けられています。
先取りは不要なのか!? わが家のケース
例えば1年もしくはそれ以上先取りして学んでいる場合、実際に小学校が始まったら子どもが授業をつまらなく感じてしまうのではないか?という不安もあるかもしれません。
あくまでわが家の場合ですが、娘の様子を見ているとそんなことは全くなさそう。
入学して以来、毎日の小学校生活はとにかく新鮮な様子。
「今日のさんすうはこんなことを勉強したよ!」などと、毎日楽しそうに話しながらきれいに書いたノートを見せてくれます。
平仮名をひたすら書く... という親から見れば修行か?と思ってしまうような宿題(プリント)も、「今日もプリントは "〇(文字1つ)" だね。もっときれいな字を書きたいな~!」と真剣に取り組んでいます。
また、娘が通いはじめた塾(サピックス)のオリエンテーションでは「先取りは不要です」ときっぱり言われましたが、回を重ねるごとに内容が難しくなっていくテキストや授業を娘が心から楽しそうに学んでいる姿を見ていると、これくらい先取りするくらいで丁度良いのでは?と思うようになりました。
むしろ、学校や塾での授業内容が先取り受講した分の適度な復習になったり、知識もより定着するため、良い意味でのスパイラル効果が感じられます。
先取りへの考え方はそれぞれですが、中学受験も見据えて、わが家は当面このペース(2年先取り)で学習をすすめていく予定です。
自動採点システムで正解不正解がすぐにわかる ⇒ 解き直しと復習がしやすい
紙の教材の場合、子どもが直接書き込んだ解答を(親が)採点し赤ペンで丸つけまでしてしまうため、間違った問題を解き直したり復習がしにくいという特徴があります。
その点、タブレット教材なら自動採点システムで正解不正解が瞬時にわかります。チャレンジタッチの場合、間違えた問題は「解き直し問題」として再度出題されるため、解き直しや復習がしやすいという特徴があります。
タブレット教材 | 紙の教材 |
---|---|
自動採点システム 解き直しと復習しやすい |
解き直ししにくい 復習しにくい |
サピックスなどの学習塾では、復習中心の学習法がとられています。
これは、習ったことは忘れて当然。だから復習して繰り返し覚えようという方針です。
学習定着度を持続させるために、らせん状(スパイラル)カリキュラムが組まれています。
らせん状(スパイラル)カリキュラムとは次のようなものです。
- 授業で勉強し家庭で復習した単元が、しばらくして忘れかけたころに少し視点を変えて、やや難しくなって再び出てくる
- そこでまた勉強し、復習する
- これを繰り返す
タブレット教材では、解き直しや復習しやすい仕組みがあるため、この点に関しては紙の教材よりもすぐれていると思います。
褒めたり励ましてくれる
学習は継続することが大切です。
勉強は通常「嫌なもの」なので、子どもが自分からすすんで勉強するには親から「声かけ」や「励まし」をする必要がありますが、実際にはなかなか難しい。
そんな時、チャレンジタッチなら、キャラクターが登場して学習を盛り上げたり、褒めや励ましでやる気をアップしてくれます。
親から見ると、タブレットからの声掛けはそれほど効果がないように感じるかもしれませんが、娘のちぇぶちゃんは正解するたびに「がんばったね!」とほめられることがうれしいようです。
がんばりメールや子どもからのメッセージ(ハトさんメール)に親が返信することで、よりやる気が高まる仕組みも素晴らしいです。
チャレンジタッチ | 紙の教材 |
---|---|
キャラクターがほめ たり励ましてくれる |
親がほめたり励ます 必要がある |
中学受験で超絶伸びる! 受かる家庭の習慣
中学受験で、難関校に合格し、かつ「自立できる子」の親が大事にする子どもへの接し方を紹介しています。中学受験の時期、「べったりママ」になり、子どもをガチガチにコントロールしてしまうと、子どもの自主性を奪い、自己肯定感が低下してしまいます。一方、子どもを信頼し任せられる、「さらりとママ」になることで、子どもの勉強意欲が高まり、自ら進んで学び始め、合格をものにすることができるといいます。著者自身の経験、長年に渡る確かなコーチング経験をもとに「親子の合格コーチング」がわかりやすく紹介されています。
チャレンジタッチを始めた結果
チャレンジタッチは、娘にはかなり合っているようです。
元々勉強が好きでしたが、最近では自分から進んでチャレンジタッチを開いて勉強を始めるようになり、2学年上で難しい内容ながら楽しく学んでいます。
(ちなみに、先取り受講の際は電話で連絡して変更の申込みをしました。)
先日、娘は四谷大塚の全国統一小学生テストを受験しました。
その成績が抜群に良く、親の自分も驚くほどでした。
▼矢印の先は今回のテスト結果。最上位グループに位置していました。
また、サピックスの5月度確認テストの内容も抜群でした。
娘は早くから知育を始めているので、いろいろな要因が考えられますが、チャレンジタッチのおかげで学習習慣がついたと確信しています。
プレ年少から年長までに取り組んだ教材
プレ年少から年長までに取り組んだ教材をまとめてみました。
プレ年少
2歳前半から3歳4か月のプレ年少で取り組んだ教材です。
- 幼児ポピー きいどり
- Z会幼児コース 年少
- 七田式プリントA
年少
年少で取り組んだ教材です。
- こどもちゃれんじ すてっぷ
- 幼児ポピー あかどり
- 七田式プリントA の残り
- 七田式プリントB
年中
年中で取り組んだ教材です。
- Z会幼児コース 年長
- こどもちゃれんじ じゃんぷ
- 幼児ポピー あおどり
- 七田式プリントBの残り
- しちだプリントC
年長
年長で取り組んだ教材です。
- チャレンジ1年生
- Z会小1
- 七田式プリントCの残り
- そろタッチ
- チャレンジタッチ2年生
- RISU算数
振り返ってみると、娘はたくさんの教材に取り組んできたことがわかりました。
同時期に2から3種類以上の教材に取り組んだことがことがポイントだと思います。
似たような範囲を同時期または時期をずらして学習することで、自然とらせん状(スパイラル)カリキュラムが組まれている結果となり、それが良かったのかもしれません。
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